徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

祖母の33回忌

2009-01-31 20:30:57 | その他
 今日は祖母の33回忌の法要をした。出席していただいた親戚の方々は皆、高齢者ばかりなので、おそらくこれが祖母の弔い上げになるだろう。
 祖母は昭和52年(1977年)に93歳で亡くなったが、孫の僕が幼い頃は60代で、子どもの教育は厳しく僕ら兄弟には怖い存在だった。当時の女性としては大きな方で近所では「やかましもん」として知られていた。祖父が早世だったので33歳で寡婦となり、二人の息子(父と叔父)を苦労して育て上げた。今にして思えば、まさに明治女の気骨というのだろう。凛とした生き方を貫いた人だった。生まれが熊本市中心部の水道町でバリバリの熊本弁を使っていた。最近、テレビなどで使われている得体の知れない熊本弁とはちょっと違う。おそらくあれが正調熊本弁というやつだと思う。いつかあの懐かしい言葉を何らかの形にまとめたいと思っている。


昭和6年(1931年)当時の祖母(右)と義姉、後ろは父と叔父

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