徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本地震から5年

2021-04-10 21:07:32 | 熊本
 まもなく熊本地震発生から5年が経過します。(前震:4月14日、本震:4月16日)
 復興のシンボルとされている熊本城天守閣は修復工事が終わり、26日から一般公開が始まりますが、復興はまだまだ道なかば。手付かずのままの重文建造物群の解体・復元工事や広範囲にわたる崩落石垣の積み直しなど、厄介な工事がこれから始まろうという段階です。完了するのは20年後ともいわれています。
 民生の方を見ましても、18万人を超えていた避難者は徐々に減りましたが、現在もまだ9000人近くの方が不便な避難生活を強いられているといわれます。しかし、一方では既に風化が始まっており、民生の復興にはまだまだ時間がかかりそうです。

>> あれから5年 <<


地震から2ヶ月後の天守閣の様子。鯱鉾や瓦が落ちるなど痛々しい姿の大小天守。(2016年6月17日)


修復工事もほとんど終わり、天守閣は地震前と同じ雄姿を見せている。(2021年3月23日)



地震で崩れ落ちたマンション。(2016年4月18日)


マンションは解体撤去され、跡地には和食系外食店が。(2021年4月10日)


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2 コメント

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Unknown (小父さんK)
2021-04-11 20:40:27
阪神・淡路大震災を知るまでの私の47年間は「地震 雷 火事 親父」なんてフレーズは
一種の遊び言葉のように思っていましたが、それ以後の度重なる地震を目にする度に、この地殻変動の怖さを思い知らされた気がします。

熊本地震から14日で5年経ったんですか!
余程大きな建築物でも3年もあれば竣工するわけですが、熊本城の復興にはさらに20年の歳月が必要なんですね。

9000人もの避難者がまだ居られるとは、お気の毒です。
地震は生活の基盤までを壊してしまうので多くの人で元の生活に戻れない方々もいらっしゃるでしょうね。
一日でも早く、一人でも多くの人々の生活が復興されんことを祈念いたします。

正に地震列島の上で暮す日本人は、その度に多くの教訓を学んでいるはずですが、私は特に東京の超高層ビル群のすぐ裏手の家屋密集の中で住まわれている方々は、都市直下型地震でも発生しようものなら地獄絵図の中に吸い込まれていくように想像しています。
避難所も絶対足りないだろうと思っています。

私の今までの人生は、本当に運が良かったんだと被災地を見るたびに考えることです。

このページの主題から外れてしまったことをお許しください。

有難うございました。
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Re:小父さんK様 (FUSA)
2021-04-11 22:03:45
> このページの主題から外れて・・・

いやいやそんなことありませんよ!
度重なる大規模な自然災害を経験して、われわれは何を学んだのだろう、とよく思います。熊本地震の時は無力感しかありませんでした。

おっしゃるように首都圏に都市直下型地震が発生したら、悲惨なことになるだろうということは、東京で14年生活した経験から容易に想像できます。

熊本ではあまり大きな声では言えませんが、お城の復旧を喜んでいる場合じゃないだろうと思ってしまいます。

生活者の目線を忘れないようにしなければいけませんね。

ありがとうございました。
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