ニューオリンズ・ジャズ・ハウンズのライブ演奏「Summertime」で田村麻紀子の饒舌なクラリネットを聞きながら、二つの「Summertime」を思い浮かべていた。一つはこの曲の作曲者ジョージ・ガーシュウィンのオペラをもとにした映画「ポギーとベス」の中で歌われる「Summertime」。僕が中学か高1の頃に見たのだが、その少し前に見た映画「カルメン」と混同してよく間違える。こちらはビゼー作曲のオペラ「カルメン」をもとにしているのだが、実はこの2本の映画、いずれもオットー・プレミンジャー監督作品で、オール黒人キャスト、しかもヒロインを務めたのはどちらもドロシー・ダンドリッジという紛らわしさなのだ。
そしてもう一つの「Summertime」は映画のタイトルで邦題を「旅情」という。デヴィッド・リーン監督の名作で個人的にはオールタイムベスト3に入れたいくらい好きな作品。
いずれも忘れられない思い出の名曲そして名作である。
映画「ポギーとベス」
そしてもう一つの「Summertime」は映画のタイトルで邦題を「旅情」という。デヴィッド・リーン監督の名作で個人的にはオールタイムベスト3に入れたいくらい好きな作品。
いずれも忘れられない思い出の名曲そして名作である。
映画「ポギーとベス」
映画「旅情(Summertime)」
専門的なことは分かりませんが、田村麻紀子さんの「Summertime」のクラリネット演奏は、飛び抜けてお上手に聞こえます。
いやいや、こんな音が出せる若いご婦人ってそうそういないのではないのですか!
ほれぼれしてしまいました。
確か以前にもこちらのブログに載せられていませんでしたか?
映画「ポギーとベス」は全く知りません。
映画「旅情(Summertime)」はキャサリン・ヘプバーンですよね。
ヘプバーンはオードリーではなくこちらがご本家だと聞いています。
この映画も好きで3回くらい観た気がするのですが、載せてある動画の部分は記憶に薄いです。
もっと覚えていないのが「Summertime」の音楽が流れていたかな?ということです。
タイトルだけが一緒なんですか?
たいがいブログに載せているのにないみたいです(泣)
有難うございました。
暇なときに彼女の演奏をYouTubeでよく見ますのでブログでも何度か紹介しました。
「ポギーとベス」は映画公開後、製作者側のトラブルがあったらしくお蔵入りになったようです。ですから現在はビデオもありませんし、テレビ放映もありません。
「旅情」はキャサリン・ヘプバーンの代表作ですね。昔「オールドミス」という言葉がありましたが、40代後半の未婚女性の心情が切ないですね。
「旅情」の方には「Summertime in Venice」という素敵なテーマ曲があります。