徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ありふれた奇跡(フジテレビ)

2009-01-09 14:38:15 | テレビ
 昨年末に終った「風のガーデン」(倉本聰脚本)に引き続き、山田太一の「ありふれた奇跡」というドラマが始まった。大物脚本家によるドラマが続くことになったが、これは二人の作品を比較する意味でも興味深い。また、「風のガーデン」の演出が山田の娘・宮本理江子だったので、父娘のバトンタッチという形にもなった。
 山田太一のドラマはこれまでいったい何本見ただろうか。数え切れないくらいだ。中でも忘れられないのはNHK制作の「ながらえば」(1982年)、「冬構え」(1985年)、「今朝の秋」(1987年)の笠智衆主演三部作だ。中でも「今朝の秋」はテレビドラマの最高傑作だと思っている。
 さて、今回の「ありふれた奇跡」だが、第1回を見た感想は、まぁとにかくキャストが凄い!物語が、複雑な人間模様になりそうなので、「風のガーデン」を上回る多彩なキャスティングだ。第1回でいろんな伏線が張ってあるのが見えたので次回以降の展開が楽しみだ。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (maya)
2009-01-10 22:12:49
おお、これが「旅情」だったのですね!(「慕情」「旅愁」あたりが混乱してました)アマゾンにDVDがあるようなのでURLに入れておきます。
この映画はテレビで観たことがあります。最後までこのイタリア男は本気だろうか?と疑って観てました。
今、このジェーンの年齢を追い越してサン・マルコのシーンを観ると、気持ちがヒシヒシわかりすぎて痛いような心地すらします^^;痛くてもいいから、こういう経験をしてみたいものだとも思いますが。せめて赤いワイングラスくらい欲しいなあ(笑)
返信する
mayaさま (FUSA)
2009-01-10 23:57:27
1940年の「哀愁」あたりからこんな感じのタイトルを付けるメロドラマが沢山ありましたね。もっとも邦題の話ですが。「旅情」も原題は「サマータイム」ですから、そのままじゃ日本ではアウトですよね。ロッサノ・ブラッツィは、実際にあんな風に出会ったら怪しいですよね(笑)私はその前に「若草物語」なんかを見ていましたので渋くてかっこいいなぁと思っていましたが。映画ってそんなもんなんでしょうね。
返信する
Unknown (maya)
2009-01-11 19:43:48
あ、なんで「ありふれた奇跡」に「旅情」のコメントが入ってしまったのでしょう!場違い失礼いたしました。
加瀬亮クンはいかにも誠実そうですね。
イタリア男、カッコいいのですが、カッコいいだけに疑ってしまいました(笑)
返信する
mayaさま (FUSA)
2009-01-11 22:53:45
いえいえ!全然お構いなく!
加瀬亮クンは以前から注目している男優の一人なんですが、これからもうひと伸びするためには、「いい人」のイメージを打破するような役も積極的にやっていかないといけないんでしょうね。よくわかりませんけど。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。