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シンクロ、足立夢実選手の凄さ!

2009-07-08 06:30:23 | スポーツ一般
 昨夜のテレビ朝日「報道ステーション」で、世界水泳選手権にシンクロナイズドスイミングのソリストとして出場する足立夢実選手についてリポートしていた。テレ朝は随分昔から、宮嶋泰子アナがシンクロを熱心にフォローしているが、今回取り上げた足立夢実選手は、体操界にも誘われたという、その類まれな身体能力にスポットを当てていた。159cmとシンクロの選手としては小柄ながら、テクニカルルーティンの規定要素である「ブースト」と「スラスト」の高さが群を抜いているという。「ブースト」というのは、巻き足での立ち泳ぎの状態から、手と足を使って真上にジャンプする技術だが、彼女の場合、頂点まで飛び上がった時、なんと股下まで水面から出ているのだ。僕のやっていた水球でもゴールキーパーがシュートを止める時や、フィールド・プレーヤーが高いボールをキャッチする時などに同じ技術を使う。しかし、股下まで飛び出す選手はほとんど見たことがない。また、もう一つの「スラスト」というのは、水中で体をジャックナイフのように折り曲げた状態から、倒立して真上に足を突き上げる技術だが、これも彼女は水面から胸まで出てしまうくらい浮き上がる。こちらはやったことがないが、おそらく普通は足の付け根くらいまでがせいぜいだろう。いずれにせよ、彼女が世界の舞台で体格のハンディを身体能力と技術でどうカバーするか見ものだ。

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