今日のアイテムは、ペンタックスのSマウント(M42マウント)のヘリコイドリング、Variable Close-up Ringです。
もともとの用途は、SマウントのボディとSマウント(M42マウント)レンズの間に入れる接写用の中間リングで、リングの長さが可変できる便利なアイテムでした。ヘリコイドリングの一番縮めた時がペンタックスの接写用リング2号に相当、
伸ばした時が接写用リング3号に相当するそうです。
本ブログでは、改造レンズやマウント改造の際によくお世話になっているM42マウントヘリコイドリングですが、現在販売されているものではトミーテック社BORG製品や中国製(Pixcoなど)のものが知られています。今日のアイテムは、これらの製品よりもかなり前の1970年代に旭光学から販売されていたものです。
50年前の中古品ですが、BORG製や中国製に比べても造りはかなり良い感じで、しっかりしています。ヘリコイドの動きは硬くもなくスカスカでもなく、ちょうどよい塩梅です。さすがは純正品、と思いました。
今後活躍してくれると期待しています。