シグマの広角ズームAF 21-35mm F3.5-4.2(EOSマウント)です。2倍以下のズーム比のレンズなのに前玉が巨大で、フードは固定されています。
レンズ構成 12群12枚
最短撮影距離 0.5m
フィルター径 77mm
重量 480g
この時代のシグマのレンズ外装は経年劣化で表面の樹脂がベタベタに変質しているものがあります。このレンズをカメラ店で見つけた時には、いつもであれば触りたくないのでパスするのですが、珍しい広角ズームなので仕方なく手に取ってしまいました。手は真っ黒になりました。持ち帰ってから外装をアルコールで拭いたら焦点距離などの印刷は全て消えてしまいました。いつものように別の樹脂シートで外周を巻いて、とりあえず触れるようにしてあります。
このレンズはEOSマウントですが、ジャンクなので絞りが故障しており、開放絞りのみ使用可能な状態でした。激安ジャンクでしたので不具合はあっても仕方ありません。とりあえず絞り開放で使えるので、よしとしましょう。
さて、21mmという広い画角を生かすため、アダプターを介してソニーのフルサイズで使うことにしました。実写結果は広角側の開放絞りでも隅の画角はけっこう解像しています。これなら使えそうです。
SONY α7+Sigma AF 21-35mm F3.5-4.2