Mars&Jupiter

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ミヒャエル・ハイドンの交響曲変ロ長調P.52、交響曲ニ長調P.42を聴きながら西谷から希望が丘まで

2009-01-07 04:55:09 | 古典~現代音楽オーストリア編
昨日は西谷駅から希望が丘駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1737年生まれのミヒャエル・ハイドンの交響曲。
ミヒャエル・ハイドンは、ヨーゼフ・ハイドンの弟で、
オーストリアに生まれ、音楽を学んだウィーンと、
宮廷楽長をつとめたザルツブルクの2つの都市を中心に活躍した。
1781年からはモーツアルトの後任として、
礼拝堂のオルガニストに就任し、
その後教会音楽に専念するようになったようだ。

交響曲変ロ長調P.52は、1766年に作曲された。
第一楽章アレグロ・モルトは、軽快に始まる。
弦楽器にホルンと木管楽器が加わり、宮廷的な優雅さがある。
モーツァルト的な音楽は最後も穏やかに終わる。
第ニ楽章アダージョ・マ・ノン・トロッポは、
ゆったりとした変奏曲風の短い音楽である。
第三楽章メヌエットは、軽快で舞踏風である。
中間部は対照的でゆったりとした音楽である。
第四楽章プレストは、弦楽器が活躍する軽快な音楽。
全体的に宮廷風の優雅な音楽であることには違いない。
フィナーレらしく弾むようなテンポ感がいい。

交響曲ニ長調P.42は1778年に作曲された。
第一楽章はアダージョのゆったりとして、
やや悲哀感もみせる長めの序奏に続き、
主部のアレグロ・モルトは、弦楽器が軽快な主題を奏する。
ホルンも加わり、華やかさが加わり、
展開部にも主題の展開に工夫が見られる感じがする。
第ニ楽章アンダンテは、オーボエのソロが印象的である。
のどかな感じはホルンの吹奏にもみられる。
第三楽章プレストは、軽快なテンポの音楽である。
転調もみせ、ヴァイオリンなど弦楽器の活躍が面白い。
短いフィナーレ楽章の最後も華やかな感じである。
コメント
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