昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1935年生まれのペルトの作品である。
エストニアの作曲家である彼の略歴は以前触れたので省略する。
フラストレスは、1977年に作曲された。
1980年ザルツブルク音楽祭の委嘱を受け、
このオリジナル曲のテーマをもとに変奏曲が付け加えられたようだ。
聴いたCDはギドン・クレーメルのヴァイオリン、
キース・ジャレットのピアノ演奏によるもの。
このCDでは12人のチェロ奏者による編曲版もあるが、
今回はこの二人の奏者による演奏を聴いた。
パルスのような音型をヴァイオリンが奏して始まる。
これが静まると、ピアノが入り、宗教的な清らかな主題を奏し、
ヴァイオリンがそっとそれに絡んでいきながら、曲は進行する。
ピアノは主題を和音のように音の重なりで出し続け、
ヴァイオリンが旋律を変奏しながら展開していく。
まるで聖歌のような単純な主題は繰り返されながら心に染み入る。
この永遠のように続く繰り返しにも終わりがやってくる。
曲の最後は静かに消え入るように終わる。
途中聴いたのは、1935年生まれのペルトの作品である。
エストニアの作曲家である彼の略歴は以前触れたので省略する。
フラストレスは、1977年に作曲された。
1980年ザルツブルク音楽祭の委嘱を受け、
このオリジナル曲のテーマをもとに変奏曲が付け加えられたようだ。
聴いたCDはギドン・クレーメルのヴァイオリン、
キース・ジャレットのピアノ演奏によるもの。
このCDでは12人のチェロ奏者による編曲版もあるが、
今回はこの二人の奏者による演奏を聴いた。
パルスのような音型をヴァイオリンが奏して始まる。
これが静まると、ピアノが入り、宗教的な清らかな主題を奏し、
ヴァイオリンがそっとそれに絡んでいきながら、曲は進行する。
ピアノは主題を和音のように音の重なりで出し続け、
ヴァイオリンが旋律を変奏しながら展開していく。
まるで聖歌のような単純な主題は繰り返されながら心に染み入る。
この永遠のように続く繰り返しにも終わりがやってくる。
曲の最後は静かに消え入るように終わる。