Mars&Jupiter

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テューレ・ラングストレムの交響曲第3番変ニ長調「星空の歌」を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2010-09-04 06:42:11 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1884年生まれのラングストレムの作品である。
スウェーデンの作曲家である彼の略歴は以前触れたので省略する。
交響曲第3番変ニ長調「星空の歌」は、1929年に作曲された。
聴いたCDはミハイル・ユーロフスキ指揮、
ノールシェピング交響楽団の演奏によるもの。
この作品は単一楽章制(マエストーソ)となっている。
ホルン・ソロの吹奏のあと弦楽器と木管楽器などで、
映画音楽のようなロマンティックで叙情的な旋律が奏でられる。
打楽器など加わり激しく軽快な動きのある音楽となっていく。
情熱的な音楽は、何度か盛り上がりと静かな感じを繰り返していく。
9分あたりから10分にかけての盛り上がりはドラマティックである。
そのクライマックスが築かれたあと、オーボエが奏し、
いったん穏やかとなり、冒頭の主題が現れ、
ヴァイオリン・ソロが優しく甘美にその旋律を奏でる。
その一方で低弦が不安な感じの音を示す。
そして、そのあとは打楽器・管楽器も加わりリズミックになり、
行進曲風に進行し、荒々しい感じも加わり、盛り上がりをみせる。
そして、ややおだやかな感じの音楽となり、オーボエが主旋律を奏でる。
それが終わると打楽器と金管楽器が入り、歌うような旋律を奏でながら、
クライマックスを築き、冒頭のロマンティックな旋律が現れる。
そして、その旋律が繰り返されながら、フルートなど木管楽器と、
ヴァイオリン・ソロが掛け合いながら、最後は静かに終わる。
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