Mars&Jupiter

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アダム・カースの2つのスケッチを聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2010-09-18 05:12:50 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1878年生まれのカースの作品。
ニューカッスル・アポン・タインに生まれた彼は、
ロンドンの王立音楽院(アカデミー)でフレデリック・コーダーに師事した。
ドイツのハノーヴァーでも音楽の勉強をしたようだ。
その後はウィンチェスター大学で音楽を教え、
王立音楽院でも和声学・対位法の教授として教育活動に従事したようだ。
作曲家としては、若い弦楽奏者やピアノ奏者のための作品を残したようである。
2つのスケッチは1924年に作曲され、ザ・プロムス(BBCプロムス)で初演された。
弦楽オーケストラのために作曲された作品である。
聴いたCDはデーヴィッド・ロイド=ジョーンズ指揮、
ノーザン・シンフォニアの演奏によるもの。

「北方の歌」は、叙情的で民謡風の旋律がチェロによって奏され、
ヴァイオリンがそれに呼応して始まる。コントラバスの低音の上、
ゆったりと歌うような旋律は味わい深いものをもっている。
「北方の踊り」は軽快なリズムで始まる躍動的な作品である。
のびやかに歌うように奏でられる民謡風の旋律がいい。
リズミカルで、最後まで駆け抜けていくように爽快な曲である。
コメント
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