昨日は二俣川から緑園都市駅まで歩き、往復しました。
途中聴いたのは1921年生まれのシンプソンの作品。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第6番は、一楽章制の作品で、1977年に作曲された。
婦人科医のクラフトに献呈された作品で、
初期の胚が受精後の細胞から生命へと進化していく成長過程を
音楽にするアイデアをこの人物から得たことにあるようである。
聴いたCDは、ヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
冒頭の弦楽器のみで始まる部分から、ニールセン風な音楽を感じる。
事実彼自身がニールセンの音楽の影響を受けていることは確かである。
この弦楽合奏に木管楽器が加わりながら、曲は進行していく。
フーガ風に展開しながら、この原初の段階から、徐々に動きが見られ、
曲は躍動的な音楽となっていき、金管楽器と打楽器が入り荒々しさが加わり、
生命が細胞分裂を繰り返しながら成長していく様子が描写されていく。
激しく幾度と叩き続けるティンパニの音と旋律などを聴くと、
ニールセンの交響曲第5番を想起させてくれる。
その盛り上がりの部分が終わると、やがて静かな音楽になり、
弦楽器の繰り返す音型の上にオーボエ、ファゴット、フルートなど
管楽器が絡み合っていき、さらにホルンも絡みあっていく。
そのあと再び弦楽器のみの合奏となり、また管楽器がリズミカルに絡んでいく。
このあたりの室内楽的な音楽はやはりニールセン風である。
やがて静寂さは徐々に失われ、躍動感のある音楽になっていく。
最後は金管楽器と打楽器が活躍し、輝かしく堂々とした感じで終わる。
途中聴いたのは1921年生まれのシンプソンの作品。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第6番は、一楽章制の作品で、1977年に作曲された。
婦人科医のクラフトに献呈された作品で、
初期の胚が受精後の細胞から生命へと進化していく成長過程を
音楽にするアイデアをこの人物から得たことにあるようである。
聴いたCDは、ヴァーノン・ハンドリー指揮、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
冒頭の弦楽器のみで始まる部分から、ニールセン風な音楽を感じる。
事実彼自身がニールセンの音楽の影響を受けていることは確かである。
この弦楽合奏に木管楽器が加わりながら、曲は進行していく。
フーガ風に展開しながら、この原初の段階から、徐々に動きが見られ、
曲は躍動的な音楽となっていき、金管楽器と打楽器が入り荒々しさが加わり、
生命が細胞分裂を繰り返しながら成長していく様子が描写されていく。
激しく幾度と叩き続けるティンパニの音と旋律などを聴くと、
ニールセンの交響曲第5番を想起させてくれる。
その盛り上がりの部分が終わると、やがて静かな音楽になり、
弦楽器の繰り返す音型の上にオーボエ、ファゴット、フルートなど
管楽器が絡み合っていき、さらにホルンも絡みあっていく。
そのあと再び弦楽器のみの合奏となり、また管楽器がリズミカルに絡んでいく。
このあたりの室内楽的な音楽はやはりニールセン風である。
やがて静寂さは徐々に失われ、躍動感のある音楽になっていく。
最後は金管楽器と打楽器が活躍し、輝かしく堂々とした感じで終わる。