昨日は夕方に二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは1879年生まれのハーティの作品。
北アイルランドのダウン州、ヒルズボローに生まれた彼は、
子どもの頃からヴィオラやピアノ、オルガンなどを演奏し、
12歳には教会のオルガニストとしての地位を得た。
1901年にロンドンに移住して、音楽家としてのキャリアを積み、
指揮者として活躍するようになり、1920年から1933年の間には、
ハレ管弦楽団の指揮者としての地位にあり、名声を得たようだ。
アイルランド交響曲は1904年に作曲された。
聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
アルスター管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モルト(ネイ湖畔にて)は、
ホルンと弦楽器の掛け合いで始まる序奏に続き、
舞曲風で民謡調の第一主題が現れ、木管楽器や弦楽器によって奏される。
第二主題はクラリネットによって奏される穏やかな牧歌風の旋律である。
これらの主題をもとに自由に展開されていくが、
民謡風の音楽は聴きやすく、雄大な自然を感じさせるようでいい。
最後は第一主題が力強く奏されて、悲劇的な感じで突然終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ・プレスト(定期市の日)は、
弦楽器と管楽器中心にリズミカルで舞踏風の二つの旋律が奏され、
それらの旋律中心に展開され、金管楽器も加わり、華やかな感じになる。
最後はティンパニの一撃で爽快な感じで終わる。
第三楽章レント・マ・ノン・トロッポ(アントリムの丘陵にて)は、
ゆったりとした感じでハープと弦楽器によって始まり、
クラリネットが即興風に入り、そのあとオーボエが哀愁のある旋律を奏でる。
そのあと弦楽器のみの合奏となり、叙情的に旋律を奏でていき、
管楽器や打楽器も入り、しかし穏やかな感じで音楽は展開し、
徐々に感動的な盛り上がりをみせていく。
それが静まると再びオーボエ・ソロが入り、
ヴァイオリンやフルートのソロも入り、
美しい旋律を奏でながら、弦楽器中心に最後は静かに終わる。
第四楽章コン・モルト・ブリオ(十二夜)は、
短い序奏のあと、オーボエが舞踏風で軽快な旋律を奏で、
弦楽器や金管楽器が入り、華やかな感じになり、
小太鼓がリズムを軽快に刻み、行進曲風に進行する。
そのあとはオーボエに第三楽章の旋律が現れ、展開されていく。
そして冒頭の主題が再び現れ、徐々に勢いをつけていく。
そして第三楽章の主題が絡みあいながら、盛り上がりをみせ、
いったん静まったかと思うと、ホルンが第三楽章の主題を奏し、
ハープと弦楽器が静かに奏したあと、盛り上がって終わる。
さすが、オーケストラの指揮者をやっていたこともあって、
各楽器の鳴らし方などをよく知っていて、
オーケストレーションはなかなかである。
各楽章で様々な民謡を使っていて、親しみやすい作品である。
途中聴いたのは1879年生まれのハーティの作品。
北アイルランドのダウン州、ヒルズボローに生まれた彼は、
子どもの頃からヴィオラやピアノ、オルガンなどを演奏し、
12歳には教会のオルガニストとしての地位を得た。
1901年にロンドンに移住して、音楽家としてのキャリアを積み、
指揮者として活躍するようになり、1920年から1933年の間には、
ハレ管弦楽団の指揮者としての地位にあり、名声を得たようだ。
アイルランド交響曲は1904年に作曲された。
聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
アルスター管弦楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モルト(ネイ湖畔にて)は、
ホルンと弦楽器の掛け合いで始まる序奏に続き、
舞曲風で民謡調の第一主題が現れ、木管楽器や弦楽器によって奏される。
第二主題はクラリネットによって奏される穏やかな牧歌風の旋律である。
これらの主題をもとに自由に展開されていくが、
民謡風の音楽は聴きやすく、雄大な自然を感じさせるようでいい。
最後は第一主題が力強く奏されて、悲劇的な感じで突然終わる。
第二楽章ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ・プレスト(定期市の日)は、
弦楽器と管楽器中心にリズミカルで舞踏風の二つの旋律が奏され、
それらの旋律中心に展開され、金管楽器も加わり、華やかな感じになる。
最後はティンパニの一撃で爽快な感じで終わる。
第三楽章レント・マ・ノン・トロッポ(アントリムの丘陵にて)は、
ゆったりとした感じでハープと弦楽器によって始まり、
クラリネットが即興風に入り、そのあとオーボエが哀愁のある旋律を奏でる。
そのあと弦楽器のみの合奏となり、叙情的に旋律を奏でていき、
管楽器や打楽器も入り、しかし穏やかな感じで音楽は展開し、
徐々に感動的な盛り上がりをみせていく。
それが静まると再びオーボエ・ソロが入り、
ヴァイオリンやフルートのソロも入り、
美しい旋律を奏でながら、弦楽器中心に最後は静かに終わる。
第四楽章コン・モルト・ブリオ(十二夜)は、
短い序奏のあと、オーボエが舞踏風で軽快な旋律を奏で、
弦楽器や金管楽器が入り、華やかな感じになり、
小太鼓がリズムを軽快に刻み、行進曲風に進行する。
そのあとはオーボエに第三楽章の旋律が現れ、展開されていく。
そして冒頭の主題が再び現れ、徐々に勢いをつけていく。
そして第三楽章の主題が絡みあいながら、盛り上がりをみせ、
いったん静まったかと思うと、ホルンが第三楽章の主題を奏し、
ハープと弦楽器が静かに奏したあと、盛り上がって終わる。
さすが、オーケストラの指揮者をやっていたこともあって、
各楽器の鳴らし方などをよく知っていて、
オーケストレーションはなかなかである。
各楽章で様々な民謡を使っていて、親しみやすい作品である。