Mars&Jupiter

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エドムンド・ラッブラの交響曲第10番(室内交響曲)作品145を聴く

2010-09-28 05:11:29 | 古典~現代音楽イギリス編
昨日はウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは1901年生まれのラッブラの作品。
彼の略歴については以前触れたので省略する。
交響曲第10番(室内交響曲)作品145は、1975年に作曲された。
ノーザン・シンフォニアの芸術文化振興会(arts council)から委嘱を受け、
1975年1月にルドルフ・シュヴァルツの指揮によって初演された。
作品は4つの部分で構成され、全体はソナタ形式で書かれている。
提示部にあたる第一部レント、展開部にあたる第二部スケルツァンド、
再現部にあたる第三部レント、コーダの第四部アダージョとなっている。
ただし、最後のコーダは5小節のみとなっている。
聴いたCDは、ハンス・ヘルベルト・シェンツラー指揮、
ボーンマス交響楽団の演奏による。

チェロが奏す重々しい旋律から始まり、弦楽器合奏の部分となり、
そのあとチェロが再び旋律を奏で、管楽器などが加わっていく。
ヴァイオリンが旋律を奏で、他の楽器が引き継いでいく。
徐々に弦楽器と管楽器により躍動的リズムを刻み、盛り上がっていく。
それが終わると一旦静まり、オーボエやフルートなど叙情的な旋律を奏し、
やがて盛り上がったあと、ゆったりとした部分となり、
イングリッシュホルンが哀愁帯びた旋律を奏でていく。
そして他の管楽器も絡み合っていき、室内楽的になり、
イングリッシュホルンとフルートによる音楽から、
やがて他の楽器が絡み、再び盛り上がったあとゆったりとした部分となり、
最後はイングリッシュホルンとフルートで終わる。
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