温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

森上温泉

2024年12月06日 | 新潟県

(2023年7月訪問)
前回記事に引き続き新潟県の温泉を巡ります。と言っても今回訪ねるのは入浴施設ではありません。
新潟県道24号線を北上して旧山古志村から旧栃尾市方向へ車を走らせてゆくと、こんな場所に行き当たります。
路傍に水色のコンテナ、そしてベンチが置かれていますね。


道路の逆方向(北側)から見るとこんな感じ。


周囲は山間の田園地帯で、観光施設はおそか、商店すらありません。道沿いに民家がぽつんぽつんとあるばかりです。


青いコンテナには無色透明の水が引かれており、その傍らには「森上温泉」と書かれた看板が立っていますね。温泉マニアの間で有名な野良の温泉です。


温泉と書かれているものの、黒いホースから出てくる水の温度は20℃前後でしょうか。温泉というより鉱泉と言った方が良いのかもしれませんね。


黒いホースは茂みの奥の方から引かれているようですね。
どうやら湧出地点では硫黄感を有しているそうですが、この吐出点ではそのような特徴も消えてしまうのか、無色透明無味無臭のごく普通の山水みたいな状態でした。好事家のマニアの方はここで入浴なさるそうですが、ここ数年頓に気力が衰えている私は、この水に手を触れる程度で済ませ、入浴は断念しました。


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銀山平温泉 白銀の湯

2024年11月29日 | 新潟県

(2023年7月訪問)
いつも1年以上前の古いネタで申し訳ございません。昨年(2023年)の夏、東京の猛暑から逃れるべく、私は登山で高いところを目指しました。7月の某日に登った山は新潟県の越後駒ケ岳。日の出より前に登り始めて、無事山頂に到達し、高地の冷涼な風を全身に受けて心身をリフレッシュさせたのでした。


山頂付近には雪渓が残っており、この雪渓の上を吹き抜ける風の冷たさといったら、言葉には言い表せないほどの気持ち良さ。自分の足で山頂まで登った人にだけ許される爽快感ですね。私が登頂した同じ時間、下界の東京では地獄釜の如き酷暑に見舞われているわけです。百数十キロしか隔たっていないにもかかわらず、こんなに気温が違うとは。
いつまでもこの山頂にいたい。でも下山しなきゃ。
下山すると結局汗だらけになってしまい・・・


山登りの汗を流すべく、麓の銀山平にある日帰り入浴施設「銀山平温泉 白銀の湯」へ立ち寄りました。
大きな三角屋根が印象的です。


施設の前には上画像のような水場があり、大量発汗により喉が渇いていた私は、ここでぐびぐび飲んでしまいました。水場の後ろに写っている建物群もみんなトンガリ屋根。言わずもがなですが、ここは豪雪地帯ゆえ、屋根の雪が積もらずストンと下へ落とすための構造なわけです。


さて館内へお邪魔しましょう。1階受付で料金を支払い、階段でお風呂がある2階へ上がります。なお1階には休憩用のお座敷があり、私も湯上がりにゴロンとひと休みさせていただきました。館内はどこも綺麗で明るく快適です。


更衣室・浴室ともに大きなトンガリ屋根の直下にあり、高い天井の内部には太くて立派な木の柱や梁が組まれています。
なおロッカーは更衣室にはなく、その手前の廊下に設置されていますので、ご利用の際はご注意を。


明るくて広い空間の内湯。のびのび湯浴みできるでしょう。洗い場にはシャワー付き混合水栓が5個並んでおり、反対側には大きな湯舟が据え付けられています。なお内湯を含む各浴槽には温泉のお湯が張られていますが、内湯のお湯は循環されており、良い塩梅の湯加減がキープされていました。


内湯からベランダ状のところに出ると露天の岩風呂です。大小の浴槽がそれぞれ1つずつあり、上画像に写っている大きな露天は内湯同様循環式です。周囲の山々を眺められる開放的な環境の中、お風呂で火照った体をクールダウンさせるととっても爽快です。


一方、その隣にある小さい岩風呂は源泉かけ流しの湯使い。この施設でかけながしのお湯に入りたければ、この小さな岩風呂を目指しましょう。こちらのお湯はアルカリ性単純泉で、見た目は無色透明で湯の花なども見受けられません。湯口から出るお湯をテイスティングしてみますと温泉由来の近く的特徴はほとんど無味無臭でありながら、カルキ臭がしっかり感じられる点は致し方ないところ。いずれにせよ癖のないアッサリとしたお湯ですので、一般の方はもちろん肌が弱い方でも問題なく入れるのではないかと思います。
なおこの小さい岩風呂に注がれた源泉のお湯は、大きな岩風呂へ流れる仕組みになっており、大きな岩風呂からのオーバーフロー量はそこそこ多いので、大きな岩風呂は半循環半かけ流しと表現しても良いのかもしれませんね。私は内湯・大きな露天・小さな露天の3つをローテーションしながら何度も入り続けてしまいました。自分が登ってきた山を見上げつつ、清らかな空気の中で入る温泉は最高ですね。


丸太沢源泉
アルカリ性単純温泉 43.5℃ pH8.7 272L/min(動力揚湯) 溶存物質166.2mg/kg 成分総計166.2mg/kg
Na+:22.6mg(51.85mval%), Ca++:17.6mg(46.56mval%),
Cl-:16.2mg(26.29mval%), SO4--:33.9mg(40.57mval%), HCO3-:29.1mg(27.43mval5),
H2SiO3:43.4mg,
(平成28年12月9日)
加温あり・循環あり(かけ流し浴槽除く)・消毒あり
加水なし

新潟県魚沼市下折立1034
025-795-2611
案内ページ(魚沼市公式サイト内)

冬期休館:11月上旬~4月上旬
11:00~18:30
650円
ドライヤー・シャンプー類・ロッカーあり

私の好み:★★+0.5
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草津温泉 奈良屋

2024年11月22日 | 群馬県

(2023年7月訪問)
前回記事に引き続き、草津温泉の和風村「湯めぐり手形」(※)を使って、日帰り入浴で老舗旅館のお風呂を楽しみます。今回訪ねる旅館は湯畑からほど近い場所にあり、見るからに風格あるファサードが印象的な老舗旅館「奈良屋」です。
私が玄関へ近づくと、すかさず中からスタッフの方が出てきて対応してくださいました。さすが老舗は対応が違いますね。
(※)草津温泉の和風村「湯めぐり手形」は既に販売が終了しています。有効期限が残っているものは、まだ利用可能ですが、今後新たに購入することはできません。なおこちらのお宿では手形を使わず現金支払いによる日帰り入浴も可能です。


玄関わきには「草津の名水」と称する飲用湧水の水場があります。話は前後しますが、お風呂上がりに私はこのお水を飲ませていただきました。とっても美味しい水でしたよ。


帳場は昔ながらの大国帳を使っていそうな作り。この帳場へ料金とともに「湯めぐり手形」を差し出します。
館内に展示される美術品の数々を見ながらお風呂へ。


帳場の右側にある階段を上がって右折し、廊下を進んでその先の階段を下った先がお風呂です。


浴室は「御汲み上げの湯」と「花の湯」の2つが男女入れ替え制となっており、訪問時は「御汲み上げの湯」に男湯の暖簾が掛かっていました。なお「御汲み上げの湯」の入口手前には貸切露天風呂のドアがあり、宿泊客はもちろん日帰り入浴客も入浴料金と別に室料(45分3,300円)を支払えば利用可能だそうです(利用可能時間12:30~14:00)。今回は利用していませんが、今度機会があれば入ってみたいものです。
更衣室は広くて明るく、手入れが行き届いていてとてもきれい。気持ち良く利用できました。


更衣室から階段を下った先にあるのが総木造の浴室。片傾斜の屋根を戴く浴室は半地下を思わせる環境で、観光客で賑わう湯畑のそばとは思えない静寂が場内を支配しています。雑念に邪魔されずじっくりゆっくりお湯を楽しめます。洗い場にはシャワーが6つ取り付けられており、床板は滑り止めのため擂り鉢みたいに斜線の溝が刻まれています。
そんな浴室の窓際にオーバル形状の浴槽が据えられ、お湯を湛えています。その大きさは長径約5m✕短径約3.5mといったところでしょうか。


湯口から注がれるお湯は白旗源泉のお湯。


強酸性のお湯から設備を守るため、浴槽内や柱の基礎などには白い防腐食塗料が塗られています。そのため湯船のお湯は若干青白く見えます。ところで湯口付近に柱の基礎みたいなものがあるのですが、これって何だろう?


このように露天風呂もあり、内湯と同じく白旗源泉のお湯が注がれており、やはり内湯と同じく防腐食塗料の影響でお湯が青白く見えます。湯船の中では湯の花がちらほら舞っていました。


浴槽の大きさは目測で約1.5m✕約2.5mほどでしょうか。湯口から出たお湯を樋で迂回させてから浴槽へ投入しています。自然冷却による湯加減調整と思われます。ロケーション的に景色は期待できませんが、外の空気を感じながら入る草津の湯は実に気持ち良く、時間を忘れて浸かっていたくなります。

内湯も露天も湯守の方のお蔭で適温が維持されており、心地よく湯あみを堪能できました。こちらのお宿に引かれている白旗源泉のお湯は、草津の湯特有の強い収斂酸味のほか、しょっぱさが前面に出ている一方、フルーティさはあまり無く、金属味が口の中に広がって口腔の粘膜を刺激するとともに、アルミ箔を齧った時のような独特の感覚が口の中に広がりました。

外観や館内はもちろん、浴室の雰囲気といいお湯のコンディションといい、さすが老舗旅館といった感じでとにかく素晴らしく、温泉旅行に求めたくなる非日常を存分に堪能することができました。次回訪問時は是非とも宿泊してゆっくり過ごしたいなぁ。


白旗源泉
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型) 50.8℃ pH2.1 湧出量測定せず(自然湧出) 溶存物質1.66g/kg 成分総計1.76g/kg
H+:8.91mg(36.30mval%), Na+:54.4mg, Mg++:37.4mg(12.63mval%), Ca++:76.5mg(15.67mval%), Fe++:17.6mg, Al+++:43.9mg(20.04mval%),
F-:9.5mg, Cl-:310mg(35.19mval%), SO4--:651mg(54.61mval%), HSO4-:195mg, Br-:1.5mg,
H2SiO3:216mg, H2SO4:4.4mg, CO2:88.0mg, H2S:7.7mg,
(平成25年5月15日)

群馬県吾妻郡草津町草津396
0279-88-2311
ホームページ

日帰り入浴12:30~14:00
1,200円
ロッカー・シャンプー類・ドライヤーあり

私の好み:★★★

コメント (2)
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草津温泉 松村屋旅館

2024年11月15日 | 群馬県

(2023年7月訪問)
今回記事から天下の名湯、草津温泉を連続して取り上げます。つい最近まで草津温泉では「和風村」に加盟する老舗旅館に宿泊すると、加盟旅館のお風呂に700円で日帰り入浴できる「湯めぐり手形」を購入することができましたが、2023年7月28日を以てこの手形の販売が終了となってしまいました。手形を利用しないと日帰り入浴できない旅館もあったため、販売終了によって草津温泉で日帰り入浴できる選択肢が狭まってしまい、湯めぐりを趣味とする者としては非常に残念です。販売終了までに購入した手形は購入日から2年間有効ですので、今回はこの手形を利用して老舗旅館のお風呂を巡ってまいります。

まずは湯畑の近く、「湯元館」の隣に位置する「松村屋」(屋号五郎平)から。
格子の建物は老舗旅館の風情たっぷりですね。


帳場に手形を出して入浴をお願いしますと、お風呂へ案内してくださいました。玄関を上がって左手の近くに浴室があります。
ドアを開けて脱衣室へ入りますと、格子引き戸越しに浴室が見えました。なお脱衣室内には棚とカゴ、ドライヤーひとつ、そして扇風機が用意されており、ロッカーはありません(貴重品は帳場へ)。


綺麗にお手入れされている浴室からも古き良き温泉風情が感じられます。素敵です。
お風呂は内湯のみで露天風呂はありませんが、この趣きたっぷりの内湯に入れば十分満足できるはず。
洗い場には5カ所の水栓が並んでおり、うち1つは浴槽の加水用で、残り4つがシャワー付き混合水栓です。


洗い場の上にはタイル絵が施されており、そこには草津十七滝と草津節が描かれています。「草津良いとこ 一度はおいで どっこいしょ」の草津節は有名ですが、草津十七滝とは何ぞや・・・草津の歴史に詳しい方ならご存じでしょうけど、今でも湯畑の下流側は滝のようにお湯が落とされていますが、かつてはそこが17本の打たせ湯になっており、湯滝の滝壺に人が入って強酸性と強水圧のダブルアタックを全身で受け止めていたわけです。湯畑から落ちるお湯の勢いや熱さは相当のものでしょうけど、あれを直接体に受けて気持ち良かったのかしら。ちなみに17本の打たせ湯は3区画に分かれていたらしく、左側は天狗の滝、真ん中は薬師の滝、右は不動の滝と称されていたそうです。


話をお宿のお風呂へ戻しましょう。浴槽は切り出された石材を積んだような造りで、縁には木材が用いられており、その大きさは(目測で)2.5m×3.5mほど。浴槽に張られたお湯は、底の穴に接続されたオーバーフロー管を通じて排出されています。この穴の周りは草津温泉ではおなじみのイデユコゴミによって緑色に染まっています。


こちらのお風呂には湯畑源泉のお湯が引かれています。湯口の上には蛙の置物。


浴槽内も薄い緑に染まっていますね。お風呂場で酸っぱい匂いと共にこの色合いを目にすると、草津温泉のお風呂にいることを実感します。湯畑のお湯をそのまま浴槽へ投入しているらしく、入りしなは少々熱かったのですが、ちょっと湯もみしたら良い塩梅になりました。熱いからといって短絡的に加水せず、まずは湯もみしてみることをおすすめします。湯中では強い酸性泉らしいヌメリを伴うツルスベ浴感がはっきりと感じられ、また湯の花もちらほら舞っていました。
風情といいお湯といい、実に素晴らしいお風呂でした。


湯畑源泉
酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉 51.3℃ pH2.1 自然湧出 溶存物質1.65g/kg 成分総計1.69g/kg
H+:8.91mg(36.54mval%), Na+:56.0mg(10.06mval%), Mg++:36.3mg(12.33mval%), Ca++:73.5mg(15.16mval%), Al+++:43.8mg(20.14mval%), Fe++:17.5mg,
F-:9.9mg, Cl-:311mg(35.63mval%), Br-:1.3mg, SO4--:640mg(54.16mval%), HSO4-:192mg(8.04mval%),
H2SiO3:216mg, H2SO4:4.3mg, CO2:36.7mg, H2S:7.1mg,
(平成25年5月15日)
加水加温循環消毒なし

群馬県吾妻郡草津町草津365
0279-88-2323

和風村の「湯めぐり手形」で入浴利用可能
(「湯めぐり手形」の販売は終了しています)

私の好み:★★★


コメント (3)
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『日帰りで登れる 温泉百名山』出版記念会に参加しました

2024年11月08日 | その他
今回記事は趣向を変えて、新刊の温泉関連書籍をご紹介します。
昨年(2023年)9月に拙ブログで2冊の温泉関連書籍を取り上げましたが、その中のひとつ『温泉百名山』の続編となる『日帰りで登れる 温泉百名山』がこの度刊行されることになり、2024年11月2日に都内某所でその出版記念会が催されましたので、不肖者ながら私も参加させていただきました。


『日帰りで登れる 温泉百名山』
 飯出敏夫 著
 集英社インターナショナル

まずはこの新刊について。
著者の飯出敏夫さんは、登山と温泉のエキスパートとしてこれまで多くの著書などを世に出しており、今年で喜寿を迎え、大病を克服しつつもまだなお精力的に活動していらっしゃいます。前著『温泉百名山』は、名山に名湯ありという発想のもとで、著者が独自の基準に基づき全国から名湯を擁する名山100箇所を選定し、その百座全てをご自身で実際に登るという偉業の集大成なのですが、登山経験者でないと登頂できないような少々難易度の高い山が多く、また地域も東日本に偏っていたため、もう少し読者の裾野が広がるような山と温泉の選定を求める声もあったようです。そのようなリクエストに応え、今回の新著『日帰りで登れる 温泉百名山』ではその名の通り、対象となる山の難易度を下げ、また九州など西日本にも視野を広げて改めて百座を選定し、今回もその全てを登頂なさっています。

登山と温泉の両方を趣味とする私は、山を登った後にその麓で入る温泉が大好きで、湯船に浸かって疲労困憊の体を湯で癒しながら自分が登った山を見上げていると「俺はあの山を登りきって無事に戻ってきたんだ、そんな自分を褒めたい」なんて感慨に浸り、言葉には表現しにくいほどの満足感をたっぷり噛み締めてしまいます。飯出さんの前著や今回の新著を拝読していると、登ったことがある山ならばその時の記憶を蘇らせ、未踏の峰だったら私自身がその山を登っているかのような追体験ができ、特に温泉に関する記述では、自分だったら上述のような心境で肩まで湯船に浸かっただろうな、と想像をして楽しませていただきました。

そんな私の感想はともかく、登山を楽しんだ後に温泉に入って汗を流す方も多いかと思いますので、私のように読み物として楽しんで追体験をするのはもちろん、実用的なガイドブックとしても活用できますので、いろいろな方法で有用性が高い一冊と言えるでしょう。温泉百名山という概念や認識が人口に膾炙することにより、ひいては、登山愛好者の増加を期待するとともに、斜陽産業となりつつある温泉業界の再興や隆盛を願わずにはいられません。


さて、出版記念会の会場には約130人もの方々が集まり、大変な賑わいでした。飯出さんのお人柄や人望の厚さによるものでしょう。上画像は飯出さんを中心に、温泉百名山の登山でサポートをしているお二方が左右両脇を固めてそれぞれスピーチをなさっているところです。飯出さんはご高齢にもかかわらず難病を克服した後にご自身が選定した百名山登頂を二度も達成しており、その強靭な身体や意思の強さには感服するばかりです。その達成にはお二方のサポートも欠かせず、こうした方々の協力あってこそ著書が完成に至ったのかと想像します。


今回の会では飯出さんから私へ「(私が暮らす)多摩地方の美味しいお酒を差し入れてほしい」とのリクエストを直接頂戴したので、ささやかながら澤乃井を1本提供させていただきました。私のみならず他の方にもお声がけなさったようで、会場には全国の銘酒が一堂に会し、その様は壮観でした。普段私は日本酒を飲まないのですが、これを機に比べ飲みしてみたら、それぞれの美味しさに驚きました。

ということで、毎度のことながら文章が無駄に長くなってしまいましたが、おすすめの本ですので是非ご一読を。

次回記事は再び温泉に戻ります。
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