世界遺産知床半島の観光拠点である羅臼。ここの渓流沿いに、観光ガイド本にも載るようになった有名な無料露天風呂「熊の湯」があります。
へそ曲がりな私は敢えて観光シーズンを外した真冬にこの「熊の湯」を訪れました。案の定、先客はゼロ。ゆっくりとお湯を堪能させていただきました。
白濁したお湯からは硫黄臭が漂い、弱い塩味に硫黄風味がプラスされる感じで、気持よいスベスベ感が味わえます。
そのままだとちょっと熱かったので、周りの雪を掻き集めてお湯に入れ、程よく冷ましてから湯船に入りました。知床の原生林に囲まれて渓流のせせらぎを耳にしながら、白濁した硫黄のお風呂に浸かる幸せといったら、何とも言えません。
熊の湯付近には羅臼温泉の温泉櫓(源泉)があり、勢いよく湯煙をあげていました。
行き方:羅臼の町から国道334号線(知床横断道路)を知床峠方面に向かう。羅臼町役場から車で約5~10分(3.5km)。
冬季になると国道334号線はちょうど熊の湯の所で通行止になります(熊の湯までは行けます。下の写真を参照)
北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町 地図
0153-87-2126(羅臼町役場環境管理課)
朝の掃除の時以外は入浴可 無料
私の好み:★★★