今シーズン二度目のスキーは、意外に早く実現した。初滑りがあまりに悪天候に見舞われ、翌週あまりに好天が見込まれたためである。しかしさすがに毎週は・・・と気が退ける運転手の私を慮ってか、同乗者の酒乱スキーヤー二人は、ガソリン代として昼飯を二回もご馳走してくれた。ちなみに二回ともカレーである。これは私なりに謙虚に値段を配慮してのことでもあるが、ともかく、スキー場ではカレーを食べるべきだというラジオか何かに洗脳された単純思考からである。白銀と青空を分かつ稜線を窓越しに眺めながらの食事だと、胃袋が一回り大きくなるから不思議である。
場所は野麦峠スキー場。ゲレンデに立つと、はるか遠くに石川の白山まで認めることが出来た。確かに、近年にない好条件の揃った一日であった。
雪原や 獣に戻って カレー二杯