た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

歌舞伎 観覧

2005年01月21日 | Weblog
 歌舞伎座でいくつか歌舞伎を観た。歌舞伎に限らず舞台の上では、悪役という存在がいつも一番エネルギッシュである。三階席まで訴えてくる力がある。どうしてこう悪者は活き活きしているのだろう。舞台の上の誰よりも活き活きしている。悪に生きる自由というものがあるのかも知れない。
 現実社会では悪人がさほど活き活きしておらず、むしろネクラな場合が多いという対照がまた面白い。
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