「もっと俺みたいに正直に言えよ」
人はえてして、「正直」の名を借りて
ただ単純なる主張をする。
タダ単純ナル主張ヲスル。
「正直に言えと言われてもなあ」
本当に正直な姿とは、
もっと曖昧で時々刻々と変化する
多面性ではないのか。
本当ニ
本当ニ正直ナ姿トハ。
人はえてして、「正直」の名を借りて
ただ単純なる主張をする。
タダ単純ナル主張ヲスル。
「正直に言えと言われてもなあ」
本当に正直な姿とは、
もっと曖昧で時々刻々と変化する
多面性ではないのか。
本当ニ
本当ニ正直ナ姿トハ。
とは、時々刻々移り変わる自分の感情に振り回されることではなく、
高次の自分に忠実に生きるということではないでしょうか。
高次の自己を見つけるのは極めて難しいので、一般的にはそんなに正直な人は多くないと思います。
単純さと正直は別なものであるのと同様、
正直さは曖昧でも簡単に変化するものでもないのでは。