昨日と同じ朝日を迎える人は
小さな覚悟を伴うだろう
歯磨きの後には鏡を睨み
かすかな失望にしかめ面して
「こんなもんか」と独り言
小さな覚悟を胸に秘め
昨日と同じ道を歩むであろう
だが彼は気づかないのだ!
一日を生きることは誰かを許し
誰かを理解し
愛することだということを
一日を生きた ただそのおかげで
今日という日は昨日とは
どこか違っていることを
風は薫り 葉は色づき
行き交う人は彼を見る
それでもまだ気づかないのだ!
小さな覚悟が日々積み上げた
人生という名の楼閣が
一段と高く
そびえ立っていることを。
※写真は常念。相変わらずでスミマセン。
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