peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

アブチロン・ヒプリドゥム「ゴールデン・フリース」

2009年08月16日 | Weblog
一関市山目のアブチロン・ヒプリドゥム
「ゴールデン・フリース」 2009年7月31日


2009年7月31日(金)、一関市山目字寺前20の株式会社ダルマ薬局一関店
の近くにある民家の玄関前に「ゴールデン・フリース」という名の
アブチロン・ヒプリドウムと思われる植物が花を咲かせていました。


アブチロン・ヒプリドゥム「ゴールデン・フリース」
アオイ科 アブチロン属 Abutilon
熱帯、亜熱帯、温帯に150種ほど分布する常緑多年草、低木、小高木。
熱帯地では花壇、庭園、寒地では温室内で植栽するか鉢植えとする。
本属は花に萼状総苞がない点がほかの属と異なる。現在は野生種より
多くの交雑種の品種が栽培されることが多い。
属名はギリシャ語の「牡牛」と「下痢」の2語からなり、この植物が
家畜の下痢止めに薬効があるということに由来する。
アブチロン・ヒプリドゥム「ゴールデン・フリース」
Abutilon×hybridum cv.Golden Fleece

ボタンヅル(牡丹蔓)

2009年08月16日 | Weblog
一関市孤禅寺のボタンヅル(牡丹蔓) 2009年8月14日

2009年8月14日(金)、県道一関大東線沿い一関市孤禅寺のファミリーマート
がある十字路の所で、木を覆いつくすように広がったボタンヅル(牡丹蔓)
沢山花を咲かせていました。蕾もまだ沢山ついていました。






ボタンヅル(牡丹蔓)キンポウゲ科 センニンソウ(クレマチス)属
Clematis apiifolia
日当たりのよい山野に生える木質の蔓性植物。茎は長く伸びて、まばら
に枝分かれする。葉は3出複葉で対生する。小葉は卵形で長さ3~6㎝、先
は尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。

8~9月、茎の先や葉の腋から花序を出し、直径1.5~2㎝ほどの白い花が
群がってつく。花には花弁はなく、花弁状の萼片が4枚ある。萼片の外側
には白くて長い毛がある。和名は、葉がボタン(牡丹)の葉に似ている
ことによる。

果実はそう果で、狭い卵形。先端の花の後伸びて羽毛状になった花柱が
残り、風に乗って散布される。分布:本州、四国、九州。