peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

モミジアオイ(紅葉葵)

2009年08月24日 | 植物図鑑

奥州市水沢区佐倉河     2009年8月23日(日)

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奥州市水沢区佐倉河にある民家の庭に植えられたモミジ

アオイ(紅葉葵)が緋紅色の大きな花を咲かせていました。

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モミジアオイ(紅葉葵) アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属 Hibiscus coccineus

北米ジョージア州、フロリダ州などアメリカ合衆国南東部の沼沢地に自生する耐寒性多年草で、日本には明治初年に渡来し、夏から秋の花として庭園や花壇に古くから植栽されてきたとのこと。根元から3~4本の茎が立ち上がり、高さ1~2mになるが、冬は地上部が枯れる。葉は細い掌状で3~7裂する。和名は、掌状に深く切れ込んだ葉がカエデの仲間の葉に似ていることによる。別名:コウショッキ(紅蜀葵)。

8~9月、葉の腋から長い花柄を出し、先端に直径12~15㎝ほどで緋紅色の花を咲かせる。花弁は5枚あり、花弁と花弁の間には隙間がある。株によって花の色が濃いものや淡いものもある。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花だが、次々に花を咲かせるので、株全体では長い間花が咲いているように見える。

[栽培]日当たりと風通しのよい場所を選んで植える。耐寒性はあるが冬に地上部が枯れるので地際で切り取り、寒冷地では敷き藁や土を盛って越冬させるとよい。繁殖は株分け。


トチノキ(栃の木)

2009年08月24日 | 植物図鑑

奥州市水沢区佐倉河・ホテルプラザイン水沢 2009年8月23日(日)

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奥州市水沢区佐倉河字後田29にあるホテルプラザ

イン水沢の駐車場の縁に植えられたトチノキ(栃の木)

が、大きな実をつけていました。

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トチノキ(栃の木)トチノキ科 トチノキ属 Aesculus turbinata

山地に生える落葉高木で、高さは普通15~20m、大きいものは高さ35m、直径4mにもなる。樹冠は広円形。樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。冬芽は多数の鱗片に包まれ、樹脂を出してよく粘る。葉は大形の掌状複葉で対生する。小葉は5~7枚あり、長さ15~40㎝の倒卵状長楕円形で、縁には鈍い重鋸歯がある。中央の小葉が最も大きく長さ20~35㎝。裏面には赤褐色の軟毛がある。

5月頃、枝先に長さ15~25㎝の大きな円錐花序を直立し、雄花と両性花をつける。花は直径1.5㎝ほどで、花弁は4枚あり、白色で基部はやや赤みを帯びる。雄しべは7本。雌しべは1本で、雄花では退化している。花から良質の蜂蜜が採れる。蒴果は直径約4㎝の倒円錐形で、熟すと3つに割れる。種子は光沢のある赤褐色。渋抜きした後、擂り潰してトチ餅などをつくる。

用途:庭木、公園樹、街路樹、建築・器具・楽器材。分布:北海道、本州、四国、九州。