奥州市水沢区佐倉河 2009年8月23日(日)
奥州市水沢区佐倉河にある民家の庭に植えられたモミジ
アオイ(紅葉葵)が緋紅色の大きな花を咲かせていました。
モミジアオイ(紅葉葵) アオイ科 フヨウ(ハイビスカス)属 Hibiscus coccineus
北米ジョージア州、フロリダ州などアメリカ合衆国南東部の沼沢地に自生する耐寒性多年草で、日本には明治初年に渡来し、夏から秋の花として庭園や花壇に古くから植栽されてきたとのこと。根元から3~4本の茎が立ち上がり、高さ1~2mになるが、冬は地上部が枯れる。葉は細い掌状で3~7裂する。和名は、掌状に深く切れ込んだ葉がカエデの仲間の葉に似ていることによる。別名:コウショッキ(紅蜀葵)。
8~9月、葉の腋から長い花柄を出し、先端に直径12~15㎝ほどで緋紅色の花を咲かせる。花弁は5枚あり、花弁と花弁の間には隙間がある。株によって花の色が濃いものや淡いものもある。花は朝開いて夕方にはしぼむ一日花だが、次々に花を咲かせるので、株全体では長い間花が咲いているように見える。
[栽培]日当たりと風通しのよい場所を選んで植える。耐寒性はあるが冬に地上部が枯れるので地際で切り取り、寒冷地では敷き藁や土を盛って越冬させるとよい。繁殖は株分け。