peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

千厩野草会「春の山野草展」のユキモチソウ(雪餅草) 2014年5月3日(土)

2014年05月06日 | 植物図鑑

P1400401a

P1400906

P1400402a

P1400904a

P1400403a

P1410119a_2

P1410006a_2

2014年5月3日(土)、千厩野草会(代表:金野昌敏)が千厩ショッピングモール「エスピア」ホール(一関市千厩町千厩字東小田)を会場にして開催中の「春の山野草展」を見に行ってきました。会場には100点を超す山野草が展示されていましたが、それらの中に2鉢だけでしたが、紫褐色の仏炎苞から白い餅のような付属体を覗かせた「ユキモチソウ(雪餅草)がありました。

 また、歩廊で展示即売中の山野草の中にもありました。

P1410075

P1410076a

P1410077a

P1400905a

P1400399a

P1400907a

P1410078a

P1400400a

ユキモチソウ(雪餅草) サトイモ科 テンナンショウ属 Arisaema sikokianum

林や竹やぶの中に生える多年草。紫褐色の仏炎苞からのぞいている付属体の先が雪白で丸く、白い餅のようなので、この名がある。仏炎苞の色が緑色の「素心花」といわれるものや仏炎苞が暗紫色のものがある。付属体の上部が直立し、下部には小さな花がびっしりとついている。

高さ約30㎝、葉は2枚つき、鳥足状の小葉が3~5枚ある。葉に鋸歯があるものやないもの、葉に白っぽい斑の入ったものなど変化が多い。花期:4~5月。 分布:本州(伊豆・近畿地方)、四国、九州。

栽培:芽出し期は日当たり、日射しが強くなったら湿度のある半日陰で管理する。冬はひどい凍結をしないよう保護する。灌水は1日1回を目安に夏の水切れに注意する。肥料は春・秋に置き肥をするほか、薄い液肥を与えて肥培する。植え替えは休眠期に行い、硬質赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで植えつける。増殖は実生により、熟した果実を水洗いして播く。

ユキモチソウとアオテンナンショウの自然交雑種で四国に稀に生えるユキモチアオテンナンショウ(雪餅青天南星)が流通する。[山と渓谷社発行「山渓ポケッツ図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34532192&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:むろね山野草の会のユキモチソウ(雪餅草)2010年5月16日(日)]


千厩野草会「春の山野草展」のキバナアズマギク(黄花東菊)/ アネモネ 2014年5月3日(土)

2014年05月06日 | 植物図鑑

P1400194a

P1400192a

P1410119a

P1410006a

2014年5月3日(土)、千厩野草会(代表:金野昌敏)が千厩ショッピングモール「エスピア」ホール(一関市千厩町千厩字東小田)を会場にして開催中の「春の山野草展」を見に行ってきました。会場には100点を超す山野草が展示されていましたが、それらの中に一鉢だけでしたがアズマギク(東菊)の仲間で黄色い花を咲かせた「キバナアズマギク(黄花東菊)がありました。学名は「エリグロン・アウレウス」

P1400193a

P1400191a

P1400195a

キバナアズマギク(黄花東菊)/エリゲロン・アウレウス キク科 エリゲロン(ムカシヨモギ)属 Erigeron aureus

アメリカ西北部原産の多年生草本。アメリカ~カナダのロッキー山脈の岩礫地に自生の見られる野草。草丈は10~20㎝程度。根出葉は長楕円形。7~8月頃に、花茎の頂に黄色い頭花を咲かせる。和名は、秋に開花し、花姿がキリ(桐)の花を思わせることから。属名はギリシャ語のeri(=早い)とgeron(=老人)の合成語で、白毛の軟毛で覆われていて早く咲く花の意。種小名は「黄金色の」の意。[下記Webサイトより]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kibanaazumagiku.html [キバナアズマギク(黄花東菊)]

http://www.t-webcity.com/~plantdan/souhon/syousai/ka-gyou/ki/kibanazumagiku/kibanaazumagiku.html [GKZ植物事典:キバナアズマギク(黄花東菊)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_4310.htm [四季の山野草(キバナアズマギク)]

http://www.ishidaseikaen.com/webshop/products/detail.php?product_id=3586 [キバナアズマギク 3号 :山野草の石田精華園]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-838/target_tab-3 [アズマギクの主な原種、園芸品種:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]


一関市厳美町真湯のエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)2014年5月6日(火)

2014年05月06日 | 植物図鑑

P1410462a

(上と下)エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)の花の色は変化が多く、北海道では鮮やかなブルーのものが多く、本州では赤味が強いものが多いとのこと。

P1410456a

P1410865a

P1410881a

2014年5月6日(火)、一関市厳美町真湯地区にある「巨木の森」に行ってきました。ここには「真湯野営場」や「真湯コテージ」がありますが、散策路が整備されていて「森林浴」などに活用されています。

 「真湯野営場(キャンプ場)」の山側には、カタクリやエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)などが群生している場所があり、この日は見頃を迎えていました。昨年は「「治山工山腹事」」中だった大規模土砂崩れの場所は立派に完成していました。この日は連休中のためか、真湯野営場には家族連れが来ていました。

http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,4287,112,94,html [真湯野営場]

P1410274a

P1410427a

(上)国道342号線「真湯ゲート」付近には未だ残雪がありました。雪解けが進んだ斜面には「キクザキイチゲ(菊咲一華)」が点々と沢山生えていて、花を咲かせていました。

P1410320a

P1410303a

P1410304a

P1410911a

P1410844a

P1410848a

P1420015a

P1420058a

P1420055a

P1420060a

P1410986a

P1420036a

P1420035a

P1420040a

P1420016a

P1410853a

P1410885a

P1410863a

P1410864a

P1410944a

P1410945a

P1410855a

P1410943a

P1410947a

エゾエンゴサク(蝦夷延胡索) ケシ科 キケマン属 Corydalis ambigua

湿り気のある林の下に生える多年草。地中に球形の塊茎があり、1個の塊茎から柔らかな細い茎が1本ずつ伸びてくる。高さは10~30㎝になる。葉は1~3回3出複葉。小葉は長さ1~3cmで、線形から広卵形まで変化が多い。ヤマエンゴサク(山延胡索)と似ているが、花のつけ根にある苞が、ヤマエンゴサクではギザギザに切れ込んでいるのに対し、エゾエンゴサクだは切れ込みがなく全縁なので区別できる。花期は4~6月。花は長さ1.5~2.5㎝。花の色は変化が多く、北海道では鮮やかなブルーのものが多く、本州では赤味の強いものが多い。分布:北海道、本州(中部地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=37411261&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市厳美町真湯のエゾエンゴサク(蝦夷延胡索)2011年5月9日(月)]