2014年5月20日(火)、奥州市前沢区に行ってきました。妻が用事があるというのでマイカーで出かけたのですが、私は妻が用事をしている間、前沢ふれあいセンター(奥州市前沢区七日町裏104)の駐車場に車を駐め、付近を散策しながら花木や草花を撮って歩きました。
2014年5月20日(火)、奥州市前沢区七日町の広い道路沿いにある薬王堂前沢店の向かい側にある農家の畑にこぼれ種子で生えたと思われるパンジー/ビオラが、濃紫色の花を沢山咲かせていました。
スミレ科 ビオラ(スミレ)属 Viola:
温帯を中心に分布し、約500種を数え、主に多年草または一年草。葉は互生し、葉柄を有し、単葉または掌状複葉となる。托葉は宿存し、鱗片状または葉状である。花柄は腋生で1~2花をつける。花は両性花で、左右相称。花弁は5、唇弁は大型で基部に筒状の距がある。半球状に膨らみ、蜜を蓄える。花柱は1、先端は頭状、棒状、鎌状、2叉状などになる。子房は上位につき、果実は蒴果で熟すと3裂開し、多数の卵形または球形の種子を散らす。
日本に野生しているスミレは57種。亜種、変種が多数知られるが、野外で自然に種間雑種ができやすく、個体変異が多い。耐寒性があり、山野草として栽培される。
パンジー/ビオラ スミレ科 ビオラ(スミレ)属 Viola×wittrockiana(=tricolor)
パンジーの園芸品種の総称。別名:サンシキスミレ(三色菫)、コチョウソウ(胡蝶草)。ヨーロッパから西アジアに分布する一年草のトリコロルV.tricolorは、1813年からイギリスを中心に積極的に品種改良がなされ、1835年には400品種が育成され、花径4㎝以上のショー・パンジーが完成した。一方、ベルギーやフランスでは花径5cm以上のファンシー・パンジーを完成させた。
その後花壇での観賞に重点がおかれ、フランスでは種子繁殖系のトリマルド系、ドイツでは中輪のヒエマリス系を育成した。これらのパンジーはトリコロルのほかに、同属のルテアV.lutea、コルヌタV.cornuta、アルタイカV.altaica、カルカラタV.calcarataなどと交雑され、遺伝的には複雑になっている。
一方、コルヌタ種の血を強くひく系統に小輪多花性のタフテッド・パンジーと呼ばれるグループがある。日本ではビオラまたは小輪パンジーと呼んでいるが、区別は難しくなっている。
戦後はアメリカでは花径8~10cmの大輪系の育種が進んだ。現在のパンジーは耐寒性が強く、秋から初夏までの花壇材料として不可欠な素材となっている。栽培:高温期を避け、6~9月に播種すると、秋から翌年の初夏まで観賞できる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40033378&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:大船渡市「世界の椿館・碁石」のパンジー/ビオラ(その1)2012年4月3日(火)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40039686&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:大船渡市「世界の椿館・碁石」のパンジー/ビオラ(その2)2012年4月3日(火)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC [パンジー(Wikipedia)]
http://www.hana300.com/panjy0.html [パンジー・ビオラ]
http://育て方.jp/cat17/post_1.html [パンジー・ビオラの花の種類と育て方:育て方.JP]
http://www5.pekori.to/~unyako/violet.htm [パンジー・ビオラ コレクション]
http://www1.ncv.ne.jp/~mmk-mori/pansy&viola.html [「小さな花宇宙」パンジー&ビオラ]