peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「花と泉の公園」ぼたん園のボタン(牡丹)その12 玉緑(たまみどり) 2014年5月16日(金)

2014年05月24日 | 植物図鑑

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2014年5月16日(金)、一関市「花と泉の公園」(一関市花泉町老松)のぼたん園で、5/10(土)~6/1(日)の日程で開催中の「ぼたん祭り」に一人で行ってきました。風が時折強く吹き、小雨も時々降るなどあまりいい天気ではありませんでしたが、早咲き種も中咲種も見ることができて、「開花情報」にある通り”最高の見頃”を迎えていました。http://www.hanatoizumi.jp [花と泉の公園ホームページ]

園内には約300種4,000株のボタン(牡丹)が植えられ、赤やピンク、白、紫色、黄色など色鮮やかな大輪の花を咲かせていましたが、それらの中に淡紅色の中輪花を咲かせている玉緑(たまみどり)という品種がありました。購入した「花と泉の公園ぼたん園芸図鑑」に掲載されている「玉緑」の画像は、花弁全体が紅色です。

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ボタン(牡丹)・玉緑(たまみどり) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia suffruticosa cv.Tamamidori

赤色系。紅色の千重咲き、中輪。中生種。[「花と泉の公園ぼたん園芸図鑑」&下記Webサイトより]

http://cat8.img.jugem.jp/20100623_1762564.jpg [牡丹・玉緑]

http://cat8.img.jugem.jp/20100623_1762565.jpg [牡丹・玉緑]

http://www.botan.or.jp/images/photo/a135.jpg [牡丹・玉緑]


奥州市前沢区のパンジー/ビオラ 2014年5月20日(火)

2014年05月24日 | 植物図鑑

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2014年5月20日(火)、奥州市前沢区に行ってきました。妻が用事があるというのでマイカーで出かけたのですが、私は妻が用事をしている間、前沢ふれあいセンター(奥州市前沢区七日町裏104)の駐車場に車を駐め、付近を散策しながら花木や草花を撮って歩きました。

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2014年5月20日(火)、奥州市前沢区七日町の広い道路沿いにある薬王堂前沢店の向かい側にある農家の畑にこぼれ種子で生えたと思われるパンジー/ビオラが、濃紫色の花を沢山咲かせていました。

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スミレ科 ビオラ(スミレ)属 Viola:

温帯を中心に分布し、約500種を数え、主に多年草または一年草。葉は互生し、葉柄を有し、単葉または掌状複葉となる。托葉は宿存し、鱗片状または葉状である。花柄は腋生で1~2花をつける。花は両性花で、左右相称。花弁は5、唇弁は大型で基部に筒状の距がある。半球状に膨らみ、蜜を蓄える。花柱は1、先端は頭状、棒状、鎌状、2叉状などになる。子房は上位につき、果実は蒴果で熟すと3裂開し、多数の卵形または球形の種子を散らす。

日本に野生しているスミレは57種。亜種、変種が多数知られるが、野外で自然に種間雑種ができやすく、個体変異が多い。耐寒性があり、山野草として栽培される。

パンジー/ビオラ スミレ科 ビオラ(スミレ)属 Viola×wittrockiana(=tricolor)

パンジーの園芸品種の総称。別名:サンシキスミレ(三色菫)、コチョウソウ(胡蝶草)。ヨーロッパから西アジアに分布する一年草のトリコロルV.tricolorは、1813年からイギリスを中心に積極的に品種改良がなされ、1835年には400品種が育成され、花径4㎝以上のショー・パンジーが完成した。一方、ベルギーやフランスでは花径5cm以上のファンシー・パンジーを完成させた。

その後花壇での観賞に重点がおかれ、フランスでは種子繁殖系のトリマルド系、ドイツでは中輪のヒエマリス系を育成した。これらのパンジーはトリコロルのほかに、同属のルテアV.lutea、コルヌタV.cornuta、アルタイカV.altaica、カルカラタV.calcarataなどと交雑され、遺伝的には複雑になっている。

一方、コルヌタ種の血を強くひく系統に小輪多花性のタフテッド・パンジーと呼ばれるグループがある。日本ではビオラまたは小輪パンジーと呼んでいるが、区別は難しくなっている。

戦後はアメリカでは花径8~10cmの大輪系の育種が進んだ。現在のパンジーは耐寒性が強く、秋から初夏までの花壇材料として不可欠な素材となっている。栽培:高温期を避け、6~9月に播種すると、秋から翌年の初夏まで観賞できる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40033378&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:大船渡市「世界の椿館・碁石」のパンジー/ビオラ(その1)2012年4月3日(火)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40039686&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:大船渡市「世界の椿館・碁石」のパンジー/ビオラ(その2)2012年4月3日(火)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%BC [パンジー(Wikipedia)]

http://www.hana300.com/panjy0.html [パンジー・ビオラ]

http://育て方.jp/cat17/post_1.html [パンジー・ビオラの花の種類と育て方:育て方.JP]

http://www5.pekori.to/~unyako/violet.htm [パンジー・ビオラ コレクション]

http://www1.ncv.ne.jp/~mmk-mori/pansy&viola.html [「小さな花宇宙」パンジー&ビオラ]


東山植物友の会「野草展」のイワカガミダマシ(岩鏡騙) 2014年5月18日(日)

2014年05月24日 | 植物図鑑

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2014年5月18日(日)、一関市「東山植物友の会」(鈴木四郎会長)と一関市松川公民館共催の「第35回山野草展」が、一関市松川公民館・体育館で開催中でしたので見に行ってきました。会員が丹精込めて育てたアツモリソウ(敦盛草)ほかの山野草などが沢山展示されていました。「アツモリソウの開花に日程を合わせた。」とのことで、開花したアツモリソウが沢山まとめて展示されていて見ごたえがありました。

 そのほかにも様々な山野草などが展示されていたのですが、それらの中に1鉢だけでしたが、淡紫色の花を咲かせているイワカガミダマシ(岩鏡騙し)がありました。

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イワカガミダマシ(岩鏡騙)/ソルダネラ・アルピナ サクラソウ科 ソルダネラ(イワカガミダマシ)属 Soldanella alpina

ヨーロッパ・アルプス山脈、ピレネー山脈、アペニン山脈などの高山の湿った草地などに自生する常緑性多年草。草丈は5~30㎝で、茎は赤褐色を帯びる。根際から生える葉は心形で、ロゼット状になる。葉の質は革質で艶がある。茎先に切れ込みの多い鐘形をした青紫色の花を下向きに2~3輪つける。萼片は5枚。花色は赤紫色、紫色、まれに白もある。開花期は4月中旬~5月(自生地では6月~8月)。花の後にできる実は蒴果(熟すと下部が裂け、種子が散布される果実)。耐寒性:普通。耐暑性:やや弱い(関東地方以西基準)。和名の由来はイワカガミに花の姿が似ていることからきている。学名から「ソルダネラ・アルピナ」とも呼ばれる。英名はアルペン・スノーベル(alpine snowbell)。属名のSoldanellaはイタリア語の「soldi(貨幣)」に由来する。肉厚で丸い葉の形から名づけられた。種小名のalpinahaは「高山に生える」という意味。[下記Webサイトより]

http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_plant_code=858&num=1 [イワカガミダマシ(画像)]

http://www.sanyasou-sodateru.com/saibaisousyun/iwakagamidamasi/iwakagamidamasi.htm [Soldanella alpina(イワカガミダマシ)の栽培]

http://minhana.net/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AF%E3%82%AB%E3%82%AC%E3%83%9F%E3%83%80%E3%83%9E%E3%82%B7 [イワカガミダマシ:みんなの花図鑑]