2014年5月16日(金)、一関市「花と泉の公園」(一関市花泉町老松)のぼたん園で、5/10(土)~6/1(日)の日程で開催中の「ぼたん祭り」に一人で行ってきました。風が時折強く吹き、小雨も時々降るなどあまりいい天気ではありませんでしたが、早咲き種も中咲種も見ることができて、「開花情報」にある通り”最高の見頃”を迎えていました。http://www.hanatoizumi.jp [花と泉の公園ホームページ]
園内には約300種4,000株のボタン(牡丹)が植えられ、赤やピンク、白、紫色、黄色など色鮮やかな大輪の花を咲かせていましたが、それらの中にピンク色(本来は藤色)の大輪を咲かせている鎌田藤(かまたふじ)という品種がありました。
ボタン(牡丹) ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa
落葉低木。別名:フウキソウ(富貴草)、ツリーピオニー。「立てば芍薬、座れば牡丹」というように、ボタンの花は柔らかな葉の茂みの中に座っているかのように低くゆったり咲き、芳香を放つ。開花は5月、その年伸びた枝先に直径15~20㎝の大輪の花を1個つける。野生に近いものは花弁が5~8枚だが、広く栽培されているのは八重咲き、千重(ちえ)咲き、万重(まんえ)咲きで、花色は淡紅、紅、紅紫、白、黒紅、黄、紅のぼかし入りなど。約50の園芸品種が主流。
高さは約2m、樹形はよく分枝して横に張る。原産地の中国では古くから、幹を薪に樹皮を薬用としてきたが、観賞用に植えられたのは5世紀ごろという。唐代に大流行し、万重咲きなど多様な中国品種群が作られ、詩や絵画の題材、文様にも登場しはじめた。日本へは平安時代に薬用として渡来し、江戸時代には八重の平咲き型など160を超える品種が作られた。また、欧米でも19世紀後半から改良が進み珍しい黄花品種の作出にも成功している。[講談社発行「身近な花の名がわかる写真1089点 野の花・街の花(監修:長岡 求)」より]
ボタン(牡丹)・鎌田藤(かまたふじ) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia suffruticosa cv.Kamatafuji
紫色系、淡藤紅色の千重で、上向きに咲く大輪、中生種。[花と泉の公園 ぼたん園芸図鑑」&下記Webサイトより]
http://photozou.jp/photo/show/201504/37440509 [ボタン(牡丹)カマタフジ(鎌田藤:写真共有サイト「フォト蔵」]
http://photoxp.jp/pictures/10731 [牡丹・鎌田藤]
http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/183790367#enlargeimg [お花処:牡丹・鎌田藤]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34526637&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のボタン(牡丹)2010年5月21日(金)]