peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「花と泉の公園」ぼたん園のボタン(牡丹)その2鎌田藤(かまたふじ) 2014年5月16日(金)

2014年05月17日 | 植物図鑑

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2014年5月16日(金)、一関市「花と泉の公園」(一関市花泉町老松)のぼたん園で、5/10(土)~6/1(日)の日程で開催中の「ぼたん祭り」に一人で行ってきました。風が時折強く吹き、小雨も時々降るなどあまりいい天気ではありませんでしたが、早咲き種も中咲種も見ることができて、「開花情報」にある通り”最高の見頃”を迎えていました。http://www.hanatoizumi.jp [花と泉の公園ホームページ]

園内には約300種4,000株のボタン(牡丹)が植えられ、赤やピンク、白、紫色、黄色など色鮮やかな大輪の花を咲かせていましたが、それらの中にピンク色(本来は藤色)の大輪を咲かせている鎌田藤(かまたふじ)という品種がありました。

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ボタン(牡丹) ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa

落葉低木。別名:フウキソウ(富貴草)、ツリーピオニー。「立てば芍薬、座れば牡丹」というように、ボタンの花は柔らかな葉の茂みの中に座っているかのように低くゆったり咲き、芳香を放つ。開花は5月、その年伸びた枝先に直径15~20㎝の大輪の花を1個つける。野生に近いものは花弁が5~8枚だが、広く栽培されているのは八重咲き、千重(ちえ)咲き、万重(まんえ)咲きで、花色は淡紅、紅、紅紫、白、黒紅、黄、紅のぼかし入りなど。約50の園芸品種が主流。

高さは約2m、樹形はよく分枝して横に張る。原産地の中国では古くから、幹を薪に樹皮を薬用としてきたが、観賞用に植えられたのは5世紀ごろという。唐代に大流行し、万重咲きなど多様な中国品種群が作られ、詩や絵画の題材、文様にも登場しはじめた。日本へは平安時代に薬用として渡来し、江戸時代には八重の平咲き型など160を超える品種が作られた。また、欧米でも19世紀後半から改良が進み珍しい黄花品種の作出にも成功している。[講談社発行「身近な花の名がわかる写真1089点 野の花・街の花(監修:長岡 求)」より]

ボタン(牡丹)・鎌田藤(かまたふじ) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia suffruticosa cv.Kamatafuji

紫色系、淡藤紅色の千重で、上向きに咲く大輪、中生種。[花と泉の公園 ぼたん園芸図鑑」&下記Webサイトより]

http://photozou.jp/photo/show/201504/37440509 [ボタン(牡丹)カマタフジ(鎌田藤:写真共有サイト「フォト蔵」]

http://photoxp.jp/pictures/10731 [牡丹・鎌田藤]

http://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/183790367#enlargeimg [お花処:牡丹・鎌田藤]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34526637&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のボタン(牡丹)2010年5月21日(金)]


一関市「花と泉の公園」ぼたん園のボタン(牡丹)その1 2014年5月16日(金)

2014年05月17日 | 植物図鑑

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2014年5月16日(金)、一関市「花と泉の公園」(一関市花泉町老松)のぼたん園で、5/10(土)~6/1(日)の日程で開催中の「ぼたん祭り」に一人で行ってきました。風が時折強く吹き、小雨も時々降るなどあまりいい天気ではありませんでしたが、早咲き種も中咲種も見ることができて、「開花情報」にある通り”最高の見頃”を迎えていました。

http://www.hanatoizumi.jp [花と泉の公園ホームページ]

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(上)「開園午前6時」とは驚きです。地元の人も農作業の前に見に来て見られますね!

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(上と下)ぼたん園内にある「ぼたんハウス」。2回とも混んでいなかったので、お昼にカレーライス(550円)、おやつにソフトクリーム(250円)を椅子に腰かけてゆったりとして食べさせていただきました。

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(下2つ)「楊貴妃」の名札が見えたので撮ったのですが、この日ここで購入した「花と泉の公園 ぼたん園芸図鑑」(2014年4月発売、1,000円)には掲載されていませんでした。

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(下4つ)牡丹「楊貴妃」

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牡丹・楊貴妃:

http://www5f.biglobe.ne.jp/~Tan-Lee/oasis/sanpo/yobotan.html [楊貴妃(牡丹)]

http://blog.goo.ne.jp/rocky63/e/814bf6db7a0d01d14b974d05a068e419 [妖艶な牡丹・楊貴妃:花の公園・俳句ing]

http://homepage3.nifty.com/suzuki-katsuya/newpage129.htm [花札の植物:6月 牡丹(ボタン)]

(下4つ)名札を見つけられず良くわかりませんが、真っ白で八重咲き、大輪の牡丹でした

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(下5つ)「黄冠(おうかん)」の大きな名札が立ててありましたが、「花と泉の公園 ぼたん園芸図鑑」には掲載されていませんでした。

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http://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NBT211 [牡丹・黄冠:タキイネット通販]

http://item.rakuten.co.jp/tsuchikko/t-293/ [楽天市場:牡丹・黄冠:土っ子倶楽部]

日本で初めて作出された黄牡丹。ハイヌーンと新扶桑の交配品種。丈夫な花首で中~大輪の純黄色八重咲き花を咲かせる。黄色牡丹には珍しい上向き咲き。流通の少ない珍しい品種とのこと。

http://www.daikonshima.or.jp/~masuya/hikaku.htm [黄牡丹:黄冠と従来種の比較]

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ボタン(牡丹) ボタン科 ボタン属 Paeonia suffruticosa

中国原産の落葉低木。古くから根を薬用にし、唐の時代に観賞用に庭園に植えられるようになった。高さは1~1.5m。葉はふつう2回3出複葉で、臭気がある。花期は5月。花は直径25~30㎝で、一重から万重咲きまである。花の色はピンク、紅、紫、白などがある。黄色のボタンは中国産のキボタン(黄牡丹)P.luteaとの交雑品。寒ボタンは2季性のものを特別な栽培法で初冬の頃に開花させるもの。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37518624&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「柴宿団地」のボタン(牡丹)2011年5月24日(火)]


一関市室根町「春の山野草展」のシコタンソウ(色丹草) 2014年5月10日(土)

2014年05月17日 | 植物図鑑

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2014年5月10日(土)、室根ふるさとセンター(一関市室根町折壁)を会場にして、室根公民館&むろね山野草の会(小山 仁会長)主催の「春の山野草展」が始まったので見に行ってきました。

展示会場は2階の廊下と部屋で約300点の山野草の鉢が展示されていました。それらの中に1鉢だけでしたが、白い花を沢山咲かせたシコタンソウ(色丹草)がありました。

 

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シコタンソウ(色丹草) ユキノシタ科 ユキノシタ属 Saxifraga bronchialis subsp.funstonii var.rebunshirensis

和名は、色丹島で発見されたことによる。別名:レブンクモマソウ(礼文雲間草)。北海道や本州の中部地方以北の高山の岩礫地、砂礫地、岩場などに生える常緑多年草で高さは10㎝以下。根茎は細く、よく分枝して大きな株になり、マット状に広がる。茎は暗紅紫色で多少肉質の葉を密に互生する。葉は長さ6~15㎜、幅1.5~3㎜になるさじ状披針形から線状披針形で、先端は鋭角で長さ0.5~1㎜になる刺状の毛があり、縁には剛毛がある。花期:6~8月。高さ3~12㎝になる花茎を出し、まばらに茎葉が互生し、先端に集散花序をつけ、2~10個の花をつける。花柄は3~10㎜になる。萼裂片は長さ2~3㎜の卵状楕円形で、斜開する。花弁は白色または淡黄色で、長さ4~7㎜の長楕円形から倒披針形になり、ふつう濃黄色または紅色の斑点がある。雄蕊は長さ4㎜で10個あり、葯は淡黄色まれに黄赤色になる。2本の花柱は細長く、長さ4~5㎜になる。果実は広卵形の蒴果で長さ4~5㎜。種子は楕円形で長さ0.8㎜になる。分布:日本のほかに、樺太、千島に、種としては、シベリア、中国東北部、カムチャッカに分布する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&下記Webサイトより]

http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2010/06/post-844.html [色丹草(シコタンソウ):花図鑑]

http://minhana.net/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6 [シコタンソウ:みんなの花図鑑]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6 [シコタンソウ:Wikipedia]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-shikotansou_large.html [シコタンソウ(色丹草)]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_1119.htm [四季の山野草:シコタンソウ]