peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「花と泉の公園」ぼたん園のボタン(牡丹)その17 新神楽(しんかぐら) 2014年5月16日(金)

2014年05月27日 | 植物図鑑

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2014年5月16日(金)、一関市「花と泉の公園」(一関市花泉町老松)のぼたん園で、5/10(土)~6/1(日)の日程で開催中の「ぼたん祭り」に一人で行ってきました。風が時折強く吹き、小雨も時々降るなどあまりいい天気ではありませんでしたが、早咲き種も中咲種も見ることができて、「開花情報」にある通り”最高の見頃”を迎えていました。http://www.hanatoizumi.jp [花と泉の公園ホームページ]

園内には約300種4,000株のボタン(牡丹)が植えられ、赤やピンク、白、紫色、黄色など色鮮やかな大輪の花を咲かせていましたが、それらの中に鮮紅色で万重咲きの大輪花を咲かせている新神楽(しんかぐら)という品種がありました。

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ボタン(牡丹)・新神楽(しんかぐら) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia suffruticosa cv.Shin-kagura

赤紫系。濃赤色の万重咲き、大輪。晩生種。[「花と泉の公園ぼたん園芸図鑑」&下記Webサイトより]

http://www12.plala.or.jp/katsu-pg/hana12.htm [新神楽(画像)]

http://homepage1.nifty.com/tokuya/ver2/page/botan/koibeniiro/sinnkagura.htm [牡丹・新神楽]

http://photozou.jp/photo/show/99184/135092682 [新神楽:写真共有サイト「フォト蔵」(徳川園の牡丹・その1)]

http://niigata-oohasi.jimdo.com/%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3-%E7%89%A1%E4%B8%B9-115%E5%93%81%E7%A8%AE%E5%90%8D/%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3-46-50/ [牡丹品種 46~50(48.新神楽)]

http://hanaemo.5.pro.tok2.com/fiowers/botan/tokygawaen2006/shurui2006/page0001.htm[徳川園牡丹2006:新神楽(5/14ページ)]


岩手県立美術館の彫刻(その2) 2014年5月25日(日)

2014年05月27日 | 絵画

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2014年5月25日(日)、岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅12-3) で開催中 [4/12(土)~6/8(日)] の「生誕100年!植田正治のつくりかた」という写真展を観るために、一関市博物館のバスツアーに参加しました。植田正治は、独特な演出写真により国内外で絶大な人気を誇る写真家で、本展では写真集「童暦」に収録されている30点のモノクロ写真をはじめとして代表作約150点が展示されていました。

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1階の企画展示室で開催中の「生誕100年!植田正治のつくりかた」という写真展を一通り見た後、2階の「常設展」を観るために階段を上がって2階に行きました。

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常設展受付の前に「岩頭の女(ひと)」と名付けられた大きな彫刻(ブロンズ像)が展示されていました。2011(平成23)年3月11日の大津波により、台座から分断され、激しく損傷したが、瓦礫の中から発見・救出された陸前高田博物館蔵のものだと書かれていました。

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「常設展」を見た後、2階の歩廊を北側の方へ戻ってきたら私たちが乗ってきた一関市のバスが見えました。

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(上)この東側の「出入口」も自動ドアーになっていました。(下)レストラン。

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東山植物友の会「野草展」のムサシアブミ(武蔵鐙) 2014年5月18日(日)

2014年05月27日 | 植物図鑑

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2014年5月18日(日)、一関市「東山植物友の会」(鈴木四郎会長)と一関市松川公民館共催の「第35回山野草展」が、一関市松川公民館・体育館で開催中でしたので見に行ってきました。会員が丹精込めて育てたアツモリソウ(敦盛草)ほかの山野草などが沢山展示されていました。「アツモリソウの開花に日程を合わせた。」とのことで、開花したアツモリソウが沢山まとめて展示されていて見ごたえがありました。

 そのほかにも様々な山野草などが展示されていたのですが、それらの中に花の形が武蔵国で作られた鐙(あぶみ)の形ににているというムサシアブミ(武蔵鐙)が5鉢ほどもありました。

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ムサシアブミ(武蔵鐙) サトイモ科 テンナンショウ属 Arisaema ringens

海岸に近い林のやや湿った所に多い多年草。付属体の基部には柄があり、葉は2個つき、それぞれ3個の小葉がある。小葉は長さ15~30㎝の広卵形で、光沢があり、先は尾状に尖る。花期は3~5月。葉の間から花茎が伸び、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつける。花柄は短く3~10㎝。仏炎苞は暗紫色から白緑色まで変化が多く、白い筋が目立つ。先がまるまった仏炎苞が特徴で、口辺部は顕著に開出し、耳状となる。付属体は大きく白色棒状だが、外からは確認できない。

花時に頂小葉は10~30㎝の長さになり、花より高くなる。和名はこの仏炎苞の形を、昔、武蔵国で作られたアブミ(鐙)=馬に乗るとき足を乗せる部分に見立てたもの。果実は赤く熟す。分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄。栽培:春から花が終わるまではよく日に当て、花後は風通しの良い半日陰で管理する。植え替えは2~3年に1回、初根前の2~3月か、秋に行う。用土例は硬質鹿沼土6・硬質赤玉土4の混合土で、鉢は中深鉢を使う。球根を傷めないように、古根や茎を取り除く。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の園芸・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34528841&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:むろね山野草の会のムサシアブミ(武蔵鐙)2010年5月16日(日)]


一関市「花と泉の公園」ぼたん園のボタン(牡丹)その16 春興殿(しゅんこうでん) 2014年5月16日(金)

2014年05月27日 | 植物図鑑

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2014年5月16日(金)、一関市「花と泉の公園」(一関市花泉町老松)のぼたん園で、5/10(土)~6/1(日)の日程で開催中の「ぼたん祭り」に一人で行ってきました。風が時折強く吹き、小雨も時々降るなどあまりいい天気ではありませんでしたが、早咲き種も中咲種も見ることができて、「開花情報」にある通り”最高の見頃”を迎えていました。http://www.hanatoizumi.jp [花と泉の公園ホームページ]

園内には約300種4,000株のボタン(牡丹)が植えられ、赤やピンク、白、紫色、黄色など色鮮やかな大輪の花を咲かせていましたが、それらの中に紫色で千重の大輪花を咲かせている春興殿(しゅんこうでん)という品種がありました。

(下5つ)しかし、名札が立っている所にあるのはピンク色で千重咲き大輪のものです。「紫色系」というのであれば、これは違うように思うのですが…。

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ボタン(牡丹)・春興殿(しゅんこうでん) ボタン科 ボタン(パエオニア)属 Paeonia suffruticosa cv.Shunkouden

紫色系。紅紫色の千重咲き、大輪。中生種。新潟・田中誠治作出。[「花と泉の公園ぼたん園芸図鑑」&下記Webサイトより]

http://niigata-oohasi.jimdo.com/%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3-%E7%89%A1%E4%B8%B9-115%E5%93%81%E7%A8%AE%E5%90%8D/%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3-46-50/ [ボタン 46~50:思い出の植物記録(46・春興殿)]

http://www.geocities.jp/newsilvertoshi/botan.syunkouden.jpg [牡丹・春興殿]

http://blog.goo.ne.jp/tojennear/e/bb9e181aca0f7881db57bf035df29d38 [大盃:賭銭無の「週末はPhoto一息」]


岩手県立美術館の彫刻(その1) 2014年5月25日(日)

2014年05月27日 | 絵画

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2014年5月25日(日)、岩手県立美術館(盛岡市本宮字松幅12-3) で開催中 [4/12(土)~6/8(日)] の「生誕100年!植田正治のつくりかた」という写真展を観るために、一関市博物館のバスツアーに参加しました。

植田正治は独特な演出写真により国内外で絶大な人気を誇る写真家で、本展では写真集「童暦」に収録されている30点のモノクロ写真をはじめとして代表作約150点が展示されていました。

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引率者から入場券を配布された後は、「自由行動」でしたので妻とも別行動でした。充分に時間があったので、2階の「常設展」も見てきました。

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(下)ゆったりとして寛げる椅子があるロビーに、アリスティート・マイヨールの「三人の妖精」像(高さ158㎝)が展示されていました。

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マイヨールは、ロダン、ブールデルと並び称されるフランス近代彫刻の巨匠である。ロダンより20年余り遅く生まれた彼はその影響を強く受けたが、ロダンの作品が文学性に富み、苦悩に満ちたものであったのに対して、彼の芸術には地中海に面した町に生まれ育った作家ならではの明快さまた晴朗さが一貫して感じられる。

 着手(1930年)から完成まで8年の歳月を要したこの群像は、マイヨール晩年の代表作である。三人の裸婦が互いに手を取り合う調和のとれた形は、西洋美術の伝統的主題である「三美神」(Les trois Graces)の流れをくむが、「三人の妖精」(Les trois nymphes)という作品名からも分かるように、ねらいは純粋に造形的な調和美にあった。彼の彫刻の様式的な特徴は人体への幾何学的フォルムの導入にあり、本作においても三人の裸婦の腕や脚部はほとんど円筒形として、その胸は完全な円錐として捉えられている。マイヨールは若い女性像を常にテーマとしたが、変化に富んだ女性の肉体が幾何学的フォルムに還元される際に生じる緊張感は、作品に充満する溢れんばかりの生命力へと昇華している。(佐々木一成)[岩手県立美術館発行「所蔵作品選(2001年10月6日発行)」より]

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(上と下)北側出入り口の方に舟越保武(ふなこし・やすたけ)さんの「道東の四季~春~」と題する彫刻(立像、高さ230㎝)が展示されていました。

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舟越保武はこの像を制作した頃からしばしば女性の立像を手がけるようになった。公園や学校など公共の場のためのものであり、モニュメンタルな性格を持つためか、そのどれもが実際の人物より少し大きい。

 作者は、自分は立像ばかりで坐像を作ってはおらず、モデルも使ってはいない。これは自分の不精のせいだからと、立像を集めた小さな個展のカタログで打ち明けているが、実際のところは不精なのではなくそうしたいからやっているに違いない。

 背筋を伸ばしてすっくと立つ長身の女性像は、彼の造形上の要請の結果であることは勿論であるけれど、若く美しく瑞々しい女性の生命、その、人の生命を永くそこに留めたいと願った姿でもあろう。技巧的な作為を凝らさず、余計な表情も与えない、無意識のうちに求める一つの面影。静かにそこにいる人。そんな印象を抱かせる舟越保武の女性像は、彼の理想と祈りにも似た姿を想起させる。

 「道東の四季~春~」は釧路市にある幣舞橋の改築に際して「道東の四季」をテーマに佐藤忠良、柳原義達、本郷 新と共に女性像の制作を委嘱されたときのもので、舟越保武は「春」を担当した。(大野正勝)[岩手県立美術館発行「所蔵作品選(2001年10月6日発行)」より]

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