2014年5月6日(火)、一関市厳美町真湯の「巨樹の森」に行ってきました。国道342号(一関須川温泉)線の「真湯ゲート」は未だ閉鎖されたままでした。例年5月の連休に間の合うように除雪が行われていたようですが、今年は間に合わず、開扉は中旬ごろになるようです。ゲート付近には残雪が多く見られました。
ゲートから10mほど手前に右側に分岐する広い道があり簡易水道の施設のようなものに通じていました。その入口に黄色い小さな花を沢山付けたイタヤカエデ(板屋楓)ありました。若葉もとても綺麗でした。
イタヤカエデ(板屋楓) カエデ科 カエデ属 Acer mono
山地に生える落葉高木。高さは15~20m、大きなものは25mにもなる。樹皮は暗灰色で、老木になると浅く裂ける。葉は対生し、直径7~15cmの扁円形で、5~7つに中裂または浅く切れ込み、裂片の先は鋭く尖り、縁は全縁またはわずかに少数の鋸歯がある。裏面の脈の基部以外は毛のないものが多い。
4~5月、葉が開く前に本年枝の先に散房花序を出し、直径5~7㎜の黄緑色の小さな花が多数集まって咲く。雄花と両性花があり、花弁とガク片は5個、雄しべは8個。翼果は長さ2~3㎝で直角~鋭角に開き、褐色に熟す。葉の大きさや裂け方方、毛の有無や多少、翼果の開く角度などは非常に変異が多く、しばしば多数の変種や品種に分類される。また樹齢によっても変化が見られる。園芸品種も数種ある。樹液はタバコの香料に使われる。用途:庭木、建築・家具・器具・楽器材、スキー、バット。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=37413348&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市厳美町真湯のイタヤカエデ(板屋楓)2011年5月9日(月)]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%A4%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%87 [イタヤカエデ(Wikipedia)]
http://mohsho.image.coocan.jp/kaede11.html [イタヤカエデ]
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-itayakaede.htm [樹木図鑑:イタヤカエデ]
http://shinrin.cool.ne.jp/sub116.html [イタヤカエデ(板屋楓):六甲山系の樹木図鑑]
http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/kaede.htm [木材図鑑:イタヤカエデ(板屋楓)]