2014年5月10日(土)、室根ふるさとセンター(一関市室根町折壁)を会場にして、室根公民館&むろね山野草の会(小山 仁会長)主催の「春の山野草展」が始まったので見に行ってきました。
展示会場は2階の廊下と部屋で約300点の山野草の鉢が展示されていました。それらの中に2鉢だけでしたが、青紫色の唇形花を沢山付けたラショウモンカズラ(羅生門葛)がありました。この花を鬼女の腕にたとえるとは、なんともユニークな名前を付けたものですね。
ラショウモンカズラ(羅生門葛) シソ科 ラショウモンカズラ属 Meehania erticifolia
ふっくらした大きな花を京都の羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に見立てたものという。葛は花の後走出枝(ランナー)を出すことによる。山地の林の中などに生える多年草。高さ20~30㎝になる。葉は対生し、長さ2~5㎝のハート形で、縁には粗い鋸歯がある。花期:4~5月。花は青紫色の唇形花で長さ4~5㎝。下唇に長い毛があり、濃紫色の斑点が目立つ。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/4af284bcb402590b2c16f7aeebcbd89e [peaの植物図鑑:一関市厳美町のラショウモンカズラ(羅生門葛) 2008年6月2日]