peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市・芦東山記念館の ソシンロウバイ(素心蝋梅) 2015年3月4日(水)

2015年03月04日 | 植物図鑑

2015年3月4日(水)芦東山記念館(岩手県一関市大東町渋民字伊勢堂71-17)の館長講座(第7回)受講のため同館を訪ねました。今回のテーマは「黒田騒動と栗山大膳~黒田官兵衛の兜が盛岡へ~」でした。始まるまで時間に余裕があったので庭を散策しました。南側の芦家住宅(旧記念館)との間にある土手の斜面などに植栽されているフクジュソウ(福寿草)が沢山花を咲かせていました。また、芦家住宅の庭に植栽されているソシンロウバイ(素心蝋梅)が淡黄色の花を今を盛りと沢山咲かせていました。

 ソシンロウバイ(素心蝋梅)ロウバイ科 ロウバイ属 Chimonanthuspraecox f.concolor

中國原産の落葉低木。日本には江戸時代初期に渡来し、観賞用によく植えられている。よく分枝して高さ2~5mになる。葉は有柄で対生し、長さ約15㎝の卵形または卵状楕円形で両端は尖る。縁は全縁で、質はやや薄く、表面はざらつく。1~2月、葉が出る前に香りのよい黄色の花を下向きまたは横向きに開く。花は直径約2㎝のロウバイよりやや大きく、多数の花被弁が螺旋状につき、花弁と萼片とに分かれない。内側の花被片が小形で暗紫色のロウバイとは異なり、内側の花被片も黄色。その外側はやや光沢がある黄色で、一番外側に鱗片状の花被片が多数ある。雄しべは5~6個。雌しべは壺形の花托の中に多数ある。花の後、花托は大きくなって長卵形の偽果になり、中に紫褐色の長楕円形のそう果が1~4個ある。種子は5~20個。用途:庭木、鉢植え、花材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&下記Webサイトより]

http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/torituyakuyou/sagyou/sosinroubai.html[ソシンロウバイ(素心蝋梅):みんなの花図鑑]

 http://minhana.net/wiki/%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A4 [ソシンロウバイ(素心蝋梅)]

 http://kusaki.way-nifty.com/mainiti/2008/01/post_1b86.html [満月ロウバイと素心ロウバイの違い:畑の毎日]

 


一関市・芦東山記念館のフクジュソウ(福寿草) 2015年3月4日(水)

2015年03月04日 | 植物図鑑

2015年3月4日(水)芦東山記念館(岩手県一関市大東町渋民字伊勢堂71-17)の館長講座(第7回)受講のため同館を訪ねました。今回のテーマは「黒田騒動と栗山大膳~黒田官兵衛の兜が盛岡へ~」でした。始まるまで時間に余裕があったので庭を散策しました。南側の芦家住宅(旧記念館)との間にある土手の斜面などに植栽されているフクジュソウ(福寿草)が沢山花を咲かせていました。

 フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科 フクジュソウ属 Adonis amurensis

ガンジツソウ(元日草)ともいう。旧歴の正月に黄金色の花が咲くので、めでたい名ができた。落葉樹林の下などに生える多年草。北国に多く、雪解けとともに芽を出して、直径3㎝ほどの花を咲かせる。花が終わる頃から、細かく切れ込んだ葉が伸びてくる。江戸時代には多くの園芸品種が生まれた。福寿海は最も普及している品種で、正月の鉢植えによく利用されている。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

 http://48986288.at.webry.info/200903/article_1.html [植物似たもの同士12:フクジュソウとミチノクフクジュソウ:みかんの花日記]

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%AF%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%BD%E3%82%A6%E5%B1%9E [フクジュソウ属:Wikipedia]

http://www.botanic.jp/plants-ma/mitifu.htm [shu(^^)Homepage,ミチノクフクジュソウ(Adonis multiflora)]

 


岩手県立花きセンターの ネオレゲリア・カロライナエ  2015年2月4日(水)

2015年03月04日 | 植物図鑑

2015年2月4日(水)、岩手県立花きセンター(岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無1-1)に行ってきました。野山や街で花を見ることができないこの時期、温室内で咲いている花卉は貴重な存在です。

この日は、「花の館温室」のトイレの近くの駐車場に車を駐めて、本館(管理棟)1階の「展示室」「研修温室」→「花の館温室」の順に写真を撮りながらじっくり見学してきました。

「展示室」の中には、花を沢山つけたレプトスペルムム(御柳梅)やカランコエ・ブロッスフェルディアナ、カランコエ・エンゼルランプジャノメエリカ、スズランエリカ、シクラメン、ノボタン・バレンシア、コドナンテ・グラキリス、ウツボカズラ(靭葛)/ネペンテス、洋ラン・パフィオペディラム、クフェア・ヒソッピフォリア/クサミソハギ(草禊萩)、グズマニア(アナナス類)、洋ラン・カトレア、洋ラン・デンドロビウム ’ウコン’、「宿根イベリス」という名札をつけたトキワナズナ、ハナキリン(花麒麟)、アンスリウム・アンドレアヌム’エリザベス’などが展示されていました。

その後、すぐ近くにある「研修温室」を見学しました。「中温区」の南側に植栽展示されていたネオレゲリア・カロライナエ(カロリナエ)カネオレゲリア・カロライナエ(カロリナエ)’トリカラー’がきれいな葉を広げていました。

(下3つ)ネオレゲリア・カロライナエ(カロリナエ)’トリカラー’

ネオレゲリア・カロライナエ&ネオレゲリア・カロライナエ ’トリカラー’ パイナップル科 ネオレゲリア属 Neoregelia carolinae&Neoregelia carolinae cv.Tricolor 

ネオレゲリアの仲間は、主にブラジルに25種ほどが分布しています。株はロゼット状で、葉の縁にはトゲがあります。株の中心には水が溜まり、花はその水面に開くように咲きます。代表的な種はカロライナエで、葉の表面は緑色で、開花時に株中央の葉の基部が深赤色に色づく美しいもので、葉に黄白色の縦縞が入る’トリカラー’、黄白色の斑が覆輪状に入る’フランドリア’などの園芸品種があります。’ピンキー’は、緑色の葉の先が桃紅色になるスペクタビリスを親にした園芸品種です。N.カロライナエの原産地はブラジル。 

置き場所:5月~10月の間は戸外の日当たりのよい場所に置きます。11月からは室内の日当たりのよい場所に置きます。越冬温度:5℃。水やり:葉筒に水を溜めるように与えます。低温期にはできるだけ暖かい所に置き、水やり後、鉢を逆さにして葉筒の中の水を抜き取ります。肥料:5~10月の間、月に1回、速効性の液肥を与えます。病害虫:5~10月の間、カイガラムシの発生に注意します。殖やし方:株分けで殖やします。[池田書店発行「観葉植物事典(土橋 豊・監修)」より] 

(上2つ)[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」より]