peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市釣山公園の ツノハシバミ(角榛) 2015年3月15日(日)

2015年03月16日 | 植物図鑑

2015年3月15日(日)、朝から天気が良くて暖かだったので「釣山公園」に行ってみました。未だようやく目覚めたばかりといった感じで、あまり収穫はありませんでしたが、数か所に自生&植栽されているアオキ(青木)の実が赤く色づき始めていました。また、昔からある第一駐車場と「釣山さわやかトイレ」(鍵が掛けられて「3月末日まで閉鎖中」の張り紙がしてありました。)の間の土手などに植栽されているフクジュソウ(福寿草)が沢山花を咲かせていました。

そのほかには、中腹にある「備荒清庵野草園」のあづまや(東屋)の近くに植栽されているツノハシバミ(角榛)と思われる樹が花穂を沢山垂らしていました。

 ツノハシバミ(角榛) カバノキ科 ハシバミ属 Corylus sieboldiana

山地に生える落葉低木で高さ3~4mになる。葉は有柄で互生し、葉身は卵形で長さ5~11㎝。若葉はよく紫斑が出る。花は3~4月。雄花序は長さ3~7㎝で前年枝より垂れ下がる。雌花序は数個の花が頭状に集まり、枝先や雄花序より上部につき、赤く目立つ。果序は1~4個の果実からなり、長さ3~5㎝、先は嘴(くちばし)状となる。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮。[主婦の友社発行「身近な樹木(菱山忠三郎・著)」より]

 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%8E%E3%83%8F%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%9F [ツノハシバミ:Wikipedia]

 http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-tunohasibami.htm [樹木図鑑:ツノハシバミ]

 http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/betulaceae/tsunohasibami/tsunohasibami.htm [ツノハシバミ]

 http://akane-gumo.sakura.ne.jp/tunohasibami.html [ツノハシバミ(角榛)]

 


一関市釣山公園の フクジュソウ(福寿草) 2015年3月15日(日)

2015年03月16日 | 植物図鑑

2015年3月15日(日)、朝から天気が良くて暖かだったので「釣山公園」に行ってみました。未だようやく目覚めたばかりといった感じで、あまり収穫はありませんでしたが、数か所に自生&植栽されているアオキ(青木)の実が赤く色づき始めていました。また、昔からある第一駐車場と「釣山さわやかトイレ」(鍵が掛けられて「3月末日まで閉鎖中」の張り紙がしてありました。)の間の土手などに植栽されているフクジュソウ(福寿草)が沢山花を咲かせていました。

 フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科 フクジュソウ属 Adonis amurensis

正月の縁起物としてお馴染みの鉢植えは、温室栽培で開花期を早めたもの。野外ではそんなに早くは咲かず、ちょうど雪解けの頃に、ホカホカの黒土から顔を出して、春を告げる。

岩手ではこの花を、同じ頃に黄色い花を咲かせる樹木・マンサク(万作)になぞらえて「ツチマンサク(土万作)」と呼び、「多く咲くと豊年のしるし」などと言って喜ぶ。人々に愛されるのは、まことに結構なことだが、野生のものが掘り採られる傾向にあるのは、いただけない。

「豊年のしるしであるフクジュソウが、野山からなくなったら、凶作になってしまうじゃないか!」などと冗談を言ってみても、昨今の異常気象では、どうも真実味があって困る。[岩手日報社発行「岩手の野草百科」(澤口たまみ・著)より]