2015年12月4日(金)、岩手蘭友会主催の「第11回秋の洋ラン展」が、水沢メイプル(奥州市水沢区横町)4階催事場で始まりました。10時の開店と同時に入場し、沢山展示されていた洋ランなどを写してきました。12/6(日)午後4時まで。
アルポフィルム・ギガンテウム ラン科 アルポフィルム属 Arpophyllum giganteum
メキシコから南へ、コスタ・リカ、コロンビアまでとジャマイカに分布する。茎は3~5㎝間隔に生じ、細い円筒形。長さ20~30㎝、直立。葉は線形、長さ30~50㎝、革質。花茎は直立し、長さ30~40㎝、上半部に密に多花をつける。花序は長さ15~20㎝。花は唇弁を上部に倒立してつき、平開し、径やく8㎜、桃紫色で唇弁は濃紫紅色。萼片は楕円形、長さ約6㎜。花弁は倒披針形、萼片と同長。唇弁は蕊柱中部まで合生し、倒卵形、凹形、長さ約7㎜、基部は袋状となる。開花期は春。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭・ラン」より]