2015年12月4日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道)主催の「第11回秋の洋ラン展」が、水沢メイプル東館(奥州市水沢区横町)4階催事場で始まりました。10時の開店と同時に入場し、沢山展示されていた洋ランなどを写してきました。12/6(日)午後4時まで。入場無料。
洋ラン バルボフィラム・グランディフローラム ラン科 バルボフィラム属 Bulbophyllum(Bulb.)grandiflorum
本属は1,000種以上を含むラン科最大の属。アジア熱帯を中心にアフリカと南米にも分布する着生ラン。形態は多様。一般に球茎がほふく茎で連なり、1~2葉を頂生する。唇弁が可動的につき揺れ動く。本種は花が長さ約15㎝の大輪。萼片は大きく、花弁と唇弁はごく小さい。香りはよくない。スマトラからニューギニアに分布。花期は秋。[日本放送出版協会発行「NHK趣味の園芸 世界のラン・不思議な魅力」より]
Bulbophyllum バルボフィラム:原産地は世界中の熱帯・亜熱帯地域で、小笠原諸島にも自生しています。原種の数は1,000以上あり、現在でもインドネシア周辺の島々から新種が発見されています。虫媒花の代表といってよく、唇弁が風で動くものなど、花形、花色、株姿、すべてにおいて個性的。開花期は夏が多いのですが、周年不定期に咲く種もあります。高温多湿を好み、日光は弱めのほうがよく育ちます。繁殖力は旺盛。冬季は最低10℃以上(できれば15~18℃)を保ち、乾燥に注意しましょう。[主婦の友社発行「やさしい洋ラン 最新品種と育て方」より]