peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」の椿・松笠(まつかさ) 2015年12月10日(木)

2015年12月28日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内の「花形十景」コーナーに植栽展示されていた「松笠(まつかさ)」という名のツバキ(椿)が、紅色、八重咲きの花を沢山咲かせていました。 

 

椿・松笠(まつかさ)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica Matsukasa

[産地]江戸。[花]紅色、八重、松笠状咲き、小輪。[花期]3~4月。[葉]楕円、小形、中折れ。[樹]横張り性。[来歴]1681年の「花壇綱目」と1695年の「花壇地錦抄」に載る。白斑入りを鹿児島という。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より] 


「岩手県立花きセンター」の ブーゲンビレア  2015年12月3日(木)

2015年12月28日 | 植物図鑑

(上)花弁のように見えるのは総苞片。中心にあるのがで3個ある。

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているブーゲンビレアが、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

 ブーゲンビレア オシロイバナ科 ブーゲンビレア(イカダカズラ)属 Bougainvillea glabra

 イカダカズラ属は南米原産の落葉つる性植物で、南米に10数種あり、世界各地に植えられている。別名:テリバイカダカズラ。葉は長楕円状披針形で光沢がある。花は熱帯では夏、温室では4~5月から咲く。紫紅色の花弁のように見えるのは3個の総苞片で、中心に筒状の花が3個ある。総苞片は長さ約2.5㎝の心形。総苞片が大形で丸みを帯びたイカダカズラB.spectabilisや園芸品種もよく植えられ、一般にはこれらを総称してブーゲンビレアという。用途:鉢植え。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]