2017年10月1日(日)、20数年ぶりに仙台城本丸跡(宮城県仙台市青葉区川内1-11)に行きました。
JR仙台駅前のバスプールから仙台市営のバス「るーぷる仙台」に乗り、仙台城本丸詰門(つめのもん) 跡入口にあるのバス停「仙台城跡」で降りました。仙台城見聞館が建てられ、仙台城本丸跡発掘調査にもとづく本丸大広間跡遺構表示がなされていました。(上)の仙台城本丸大広間跡の傍に石垣の実物が展示されていました。(下)長方形の石で1個約4~7
トンあるとのことでした。
(上)の青葉城資料展示館の前に「石垣石の割り方」の実物見本が展示されていました。(下)
仙台城本丸跡から仙台市博物館の方へ歩いて下りたのですが、2011年3月11日の東日本大震災で崩れ
落ちた石垣が修復されていました。(下)本丸北壁石垣。
仙台城本丸北壁石垣:平成9年~平成16年にかけて修復工事が行われ、工事に伴う発掘調査で、現在の
石垣の裏側から、2つの時期の古い石垣が発見されました。最も古いⅠ期石垣は、政宗が築城した17世
紀初頭のもので、自然石を加工せず、長い方を横方向にして積んでいます。次の段階のⅡ期石垣は、17
世紀前半のもので、自然石に多少加工を加え、長い方を前後にして積んでいます。現在のⅢ期石垣は、寛
文8年(1668)の地震の復旧のため17世紀後半に築かれたもので、全面が加工された「切石」を、目地
を揃えて積んでいます。[「仙台城ガイダンス施設・仙台城見聞館」リーフレットより]
http://www.city.sendai.jp/manabu/bunkazai/sendai/1298.html [仙台城見聞館利用案内]