2017年9月23日(土)、一関市東山町長坂字柴宿(館合)のJR大船渡線と県道19号線(今泉街道)
の間にある緑地に生えている木々を覆い尽くしたアレチウリ(荒地瓜)が、花と実を沢山付けていまし
た。
アレチウリ(荒地瓜)ウリ科 アレチウリ属 Sicyos angulatus
北アメリカ原産の一年草。1952年に静岡県で気づかれ、現在では各地に広がっている。巻きひげで
いろいろなものに絡みつきながらどんどん広がり、荒れ地や河原などに大繁茂している。葉は丸味が
あり、基部はハート形。花期は8~10月。黄白色の星形の花が咲く。花は直径約1㎝。雌雄同株。雄
花はまばらな穂になり、雌花は丸く集まってつく。果実は刺と軟毛におおわれ、数個ずつ集まってつ
く。果実の刺は痛い。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]