peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のナギナタコウジュ(薙刀香需) 2017年10月11日(水)

2017年10月12日 | 植物図鑑

2017年10月11日(水)、一関市大東町と一関市千厩町の町境にある国道456号線の車休憩所の傍に

生えているナギナタコウジュ(薙刀香需)が、花を沢山つけていました。花が片側にだけついた花穂

が少し反り返り、薙刀を思わせることからこの名がついたそうです。「香需」は漢名。

(上)JR大船渡線に架かる架線橋。

ナギナタコウジュ(薙刀香需)シソ科 ナギナタコウジュ属 Elshotlzia ciliata

日本各地(沖縄を除く)の丘陵地の草原や産地の道端などに生える一年草。茎四角高さ30~60㎝。

全体に独特の強い匂いがある。対生し、長さ3~9㎝、幅1~4㎝の長卵形。枝先に長さ5~10㎝の

花穂をのばし、ナギナタ(薙刀)状に曲がる。花は花穂の一方にかたよってつき、淡紅紫色で長さ約5

㎜。和名は、花が片側にだけついた花穂が少し反り返り、「ナギナタ(薙刀)」を思わせることからこ

の名がついた。花期9~10月。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」

&成美堂出版発行「ポケット図鑑 日本の山野草」より]