2017年10月11日(水)、一関市大東町と一関市千厩町の町境にある国道456号線の車休憩所の傍に
生えているナギナタコウジュ(薙刀香需)が、花を沢山つけていました。花が片側にだけついた花穂
が少し反り返り、薙刀を思わせることからこの名がついたそうです。「香需」は漢名。
(上)JR大船渡線に架かる架線橋。
ナギナタコウジュ(薙刀香需)シソ科 ナギナタコウジュ属 Elshotlzia ciliata
日本各地(沖縄を除く)の丘陵地の草原や産地の道端などに生える一年草。茎は四角で高さ30~60㎝。
全体に独特の強い匂いがある。葉は対生し、長さ3~9㎝、幅1~4㎝の長卵形。枝先に長さ5~10㎝の
花穂をのばし、ナギナタ(薙刀)状に曲がる。花は花穂の一方にかたよってつき、淡紅紫色で長さ約5
㎜。和名は、花が片側にだけついた花穂が少し反り返り、「ナギナタ(薙刀)」を思わせることからこ
の名がついた。花期は9~10月。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」
&成美堂出版発行「ポケット図鑑 日本の山野草」より]