2017年10月16日(月)、北海道「えこりん村・銀河庭園」の入場口を入ると直ぐ右側にツリーハス
が造られていました。そこを過ぎて「お勧め順路」をさらに進んで行くと「パルテール」と呼ばれてい
る場所に着きました。パルテールは、フランス語で刺繍模様のことだそうです。結び目のような模様を
描く左右対称の背の低いツゲ(柘植)の垣根。その合間から立ち上がる背の高い植物がアクセントです。
そこを過ぎて「お薦め順路」をさらに進んで行くとシラカバ(白樺)の木が沢山植栽されいる場所に着
きました。「ブラック&ホワイトガーデン」と呼ばれている所です。ここは、「黒と白」を基調とした
ーデンです。石灰で舗装した東屋(あずまや)や舗装の石などは勿論、植物も同様にモノトーンに近い
色合いで統一され、シックなガーデンです。[「Garden Guide 銀河庭園」より]
ニシキギ(錦木)ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus alatus
山野に普通に生える落葉低木。秋の紅葉が美しいので庭木としてもよく植えられている。和名の「錦木」
も紅葉の美しさを錦にたとえたもの。高さ2~3m、大きいものは5mになるものもあり、枝にコルク質
の翼が発達するのが特徴。葉は対生し、長さ2~7㎝の倒卵形または広倒披針形で先端は鋭く尖り、縁に
細かい鋸歯がある。5~6月、葉腋から葉より短い柄のある集散花序を出し、直径6~7㎜の淡緑色の花を
数個開く。花弁は4個。雄しべは4個。雌しべは1個。萼は4裂する。蒴果は長さ約8㎜の狭倒卵形で、熟
して裂けると橙赤色の仮種皮に包まれた種子が1個現れる。枝にコルク質の翼が発達しない品種をコマユ
ミf.ciliatodentatusという。用途:庭木、盆栽。分布:北海道、本州、四国、九州、中国、アジア東北
部。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]