(上と下5つ)葉柄が真っ赤な赤茎フダンソウ’レッドステムド’。西洋種。大形で、高さ70~80㎝に
なる。若い葉を利用するが、家庭菜園の彩りにも向く。
2017年10月16日(月)、北海道恵庭市牧場277-4の「えこりん村」に行きました。JR恵庭駅西口か
ら出ている無料送迎バスに乗り、最初の立寄地「ガーデンセンター花の牧場(まきば)」に着きました。
[営業時間:4/1~8/31 9:00~19:00・9/1~11/5 9:00~18:00]。「とまとの森(花の牧場)」にあ
る「世界一大きなトマトの木」を観るためでした。昨日で公開[営業時間:4/15~10/15が10:00~17:
00(入場無料)]終了することになっていましたが、「1週間延長」になっていて観ることができました。
「ガーデンセンター花の牧場」には、様々な果樹や草花が植栽されていましたが、スイスチャード/
フダンソウと思われる野菜も沢山植栽されていました。
(上と下2つ)スイスチャード’ブライトライト’。葉柄は生長するにつれ、黄色や赤色が鮮やかになって
いく。カラフルなので、サラダなどに向く。
スイスチャード/フダンソウ アカザ科 ベタ(フダンソウ)属 Beta vulgaris ssp.cicla
ヨーロッパ、地中海沿岸原産の耐寒性一年草。草丈:30~40㎝。葉色:緑、赤。鑑賞期:年中。
特徴:野菜のフダンソウ。銅葉と緑葉の葉柄が桃、赤、橙など。
育て方:日なたと水はけのよい用土を好むが、酸性土は嫌う。播種後90日前後のポット苗を花壇に定植
して、開花までの葉を観賞。若葉は食用にもする。寒冷地は夏~秋に観賞。[講談社発行「花を調べる
花を使う・四季の花色大図鑑」より]
フダンソウ(不断草)アカザ科 フダンソウ属 Beta vulgaris var.vulgaris
別名:恭菜、うまいな、いつもな)。暑さにも寒さにも強く、一年中、葉を掻き採って利用できることか
ら「不断草」の名がついた。栄養価もホウレンソウより高い。①根を食用にするビートと同種だが、根は
肥大しない。④日本には中国を経て、17世紀に渡来した。在来の日本種(小葉種)と明治以降に導入さ
れた西洋種(白茎種)が栽培される。原産地:地中海沿岸。生活型:一年草。開花期:5月。高さ:20~
80㎝。植え付け適期:5月か9月にタネ播き。日照:日なた。土壌:適湿で、肥沃な土。利用部位:葉。
出回り時期:一年中。旬は夏~初冬。食べ方:煮浸し、和え物、バターソテーなど。[山と渓谷社発行「ヤ
マケイポケットガイド㉑野菜・果物」より]