© iza 左から、笠巻久之(古舘寬治)、岩倉めぐみ(永作博美)、結城章(葵揚)、岩倉浩太(高橋克典)、岩倉舞(福原遥)、刈谷博文(高杉真宙)、玉本淳(細川岳)、鶴田葵(足立英)。 IWAKURAの事務所にて。部品を見る浩太たち(C)NHK
NHK「舞いあがれ!」刈谷(高杉真宙)、舞(福原遥)を「あいつ」呼びに朝ドラファン「嘘がなくて感動」「なにわの天然」
(iza 2022/11/07 13:27 )
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第26話が7日、放送され、ヒロインが所属する人力飛行機サークルの先輩部員、刈谷博文(高杉真宙)の遠慮ない言葉遣いが朝ドラファンの間で話題になった。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に、東大阪の町工場で生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)が飛行機に興味を抱き、やがてパイロットを目指す物語。ドラマはこの日から第6週「スワン号の奇跡」(第26~30話)が始まり、女性パイロットによる飛行距離新記録樹立を目指して、舞が操るスワン号のさらなる改良に取り組む様子などが描かれた。
刈谷は博多ことばを話す浪速大の3回生。部では設計を担当し「なにわの天才」と呼ばれている。第4週では1回目のテスト飛行が失敗に終わり、今後の方針をめぐりサークル代表の鶴田葵(足立英)らと対立し「引退」を宣言してサークルに来なくなったこともあったが、無事に人力飛行機「スワン号」を飛ばしたいという部員たちの熱い思いを知り、部に戻ることを決意。急きょ代役が決まった舞でもスワン号を記録が作れる飛行機にすると誓った。スワン号は無事にテスト飛行を終え、この日の放送で舞が「練習よりペダルが重くて…」と漏らすと、刈谷は即座に「プロペラの取り付け角度ば調整できるようにする」と提案。それに必要な金属パーツの加工を舞の実家である「IWAKURA」にお願いすることになった。
© iza 左から、岩倉舞(福原遥)、鶴田葵(足立英)、玉本淳(細川岳)。 IWAKURAの作業場にて。笠巻の作業を見守る舞たち(C)NHK
その後、IWAKURAを訪れた刈谷ら部員。舞の母、めぐみ(永作博美)が「舞、ご迷惑かけてません?」と話しかけると、鶴田は「舞さん、めっちゃ頑張るんです」などと応じ、「サークル飛び出したこいつ(刈谷)のこと連れ戻してくれたんも舞さんです。なあ?」と刈谷に話を振った。すると刈谷は「あいつ、意外としつこかけんね」と舞のことを「あいつ」呼ばわり。めぐみは「えっ?」と驚き、鶴田が小声で「親御さんの前やぞ!」と注意したが、「諦めんとです、岩倉は。突き放しても懲りずにそばに来てなんとか話を聞こうとするんで。いつの間にか、こっちも話したくなかことまで話してて…」と続け、めぐみの目を見ながら「パイロットは人力飛行機のエンジンやけん。あいつの粘り強さはなにわバードマンの大事な武器です」と舞をほめた。
© iza 左から、岩倉舞(福原遥)、西浦和重(永沼伊久也)、刈谷博文(高杉真宙)、渥美士郎(松尾鯉太郎)、玉本淳(細川岳)、佐伯功(トラウデン都仁)、空山樹(新名基浩)、日下部祐樹(森田大鼓)、由良冬子(吉谷彩子)。 部室兼工房にて。テレビで記録映像を見る一同(C)NHK
この刈谷とめぐみの会話シーンに朝ドラファンは「刈谷先輩とおかあちゃんのシーン、良かったですね」「舞ちゃん、刈谷さんからほめられたよ!」「(刈谷先輩が)そんな風に舞を見てたんだ〜!感激!!」「めったにほめない人がほめる…胸熱」などと興奮。めぐみの前でもブレない刈谷に「お母さんの前でも作業を続け『岩倉』呼びで『あいつしつこかけんね』と正直に言っちゃう刈谷先輩の褒め言葉は嘘がなくてちょっと感動してしまう」「親御さんの前であの態度は、『なにわの天然』ですよ(笑)」「岩倉は大事な部員ですじゃなくて、なにわバードマンの大事な武器(エンジン)っていうのが刈谷先輩らしい」といった声も寄せられた。
言葉遣いが丁寧だった鶴田と比較する声も多数。「鶴田先輩はめぐみさんを前にして『舞さん』と呼ぶのに対して、刈谷先輩はいつも通りに『岩倉』と言うのがらしい」「めぐみさんの前で遠慮のない言葉遣いで舞ちゃんを誉める刈谷先輩。鶴田先輩との対照が面白いです!」「親御さんの前やぞ!って小さい声でフォローしたのほんと鶴田部長らしい」といったコメントも散見された。
© iza 左から、笠巻久之(古舘寬治)、結城章(葵揚)、岩倉浩太(高橋克典)、岩倉舞(福原遥)、鶴田葵(足立英)、玉本淳(細川岳)、刈谷博文(高杉真宙)。 IWAKURAの作業場にて。浩太たちにあいさつをする舞たち(C)NHK
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