WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

峰山ハイキング

2010-06-21 | 光と風と旅




梅雨の晴れ間に、山歩きをしてきました。
メンバーは、元職場のおともだち、山歩きの師匠さんetc. 7名。
お天気が危ぶまれましたが、曇り→晴れ の、絶好のハイキング日和となりました。


1ヵ月以上ぶりで、自然に癒されてきました。


私、4月に失業してからこれまでの間、あまりにも目の回るような日々で、
いやマジで、食欲減退、不眠、昼間にベッドにごろん…となるとぐるぐると気持ちの悪い眩暈がしてくるような…
そんなのが続いていたのであった。
コレってもしかして、うつ? 更年期障害?? 
私、そんなことになってる場合じゃないんですけど…と、、危機感を感じつつも認めたくないワシ、、( ̄_ ̄|||)

やっと、ちょっとゆっくりしようよ、失業給付も受けられるんだし、、、
一緒に失業した仲間の音沙汰など聞いて、焦らず、のんびりすればいい、、、


やっぱり、自然の包容力はすごい。
こんなにも、自分を取り戻せるもんなんだ。





本日のハイキングコースの最初はあじさい園から。
ふつーのアジサイと、ガクアジサイの区別ぐらいで、細かく考えたことなかったけど、
ほんとにいろんな種類のお花が咲いてます。



雨上がりで、お花はみんなきらきらしています




八重の白いアジサイ。これがいちばん好きだったな♪



山歩きの師匠さんが、いろんな樹や、野草、野鳥について、ひとつひとつ教えてくださいます。

いちばん印象的だったのはアブラムシが産みつけた卵を、葉っぱが包み込んで、ブツブツになってるところ。
葉っぱの中で孵るアブラムシはすべてメスなのだそうで、
「え~~っ! 女だけの世界!恐ぇ~… 植物だっておしべとめしべがあるのに…」
などとブツブツいっているTak、、、



これは食べると死んじゃうという、毒のある実。


たくさんの植物の名前を教えていただきましたが、今度からメモを持ってこなくては。


歩いている途中、畑の作物を見てワイワイみんなで話していたら、おばさんが出てきて、
「ここに住んでると、山を降りて上がってくるのに往復1時間余りかかるので、
毎日はお買い物に行けないので、自分達の食べる分は、こうやって作ってるのよ」と、
子供たちのためにいろいろ教えてくださいました。
ジャガイモを引っこ抜いて、「これは北海道から送られてきたものを育てているの」といって見せて下さいました。
ピーマン、ナス、トウモロコシ…

採れたての野菜は、太陽と土のエネルギーいっぱいで、ほんとに美味しいだろうなあ…












自然だけじゃない、一緒にいったお友達も、初めてお会いした方も、
みんなで一緒にお話ししながら雨上がりのフィトンチッド溢れる森の中を歩いて、
お花を見たり鳥の声を聴いたり、一緒にお弁当食べたり、

それに、私たちを案内してくださった師匠さんがポットで持ってきてくださった暖かいハーブティー、
ほんとに美味しかったなあ…
私の中では、なんだかそのフィトンチッドの中で味わうあったかい「ハーブティー」が、
なんだか象徴的だったな。

お弁当は、「ほっともっと」で買ったものを、詰め替えて、ゴハンをおにぎりにしただけ。
それに、サラダや野菜スティックを足しただけの簡単なものだけど、
自然の中で食べるのは、ほんとうに美味しい。



峰山は、小学校の遠足と、高校の男女グループ(ゆりあさん含む)でハイキングで来て以来、リュックを背負って歩いたのは初めてでした。



photo by Tak


梅雨がおわれば盛夏…
秋まで山歩きはお預けとなってしまいますが、また秋には、全然違った表情を見せてくれることと思います。

楽しみ~♪♪


Comments (10)
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