WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「うなぎ弁当」と「ハンバーグセット」

2013-07-18 | よしなしごと


{^L^}さんよりお借りしました




もうすぐ土用丑の日。

今年は22日だそうですが、私はこれまで、そんなことにこだわって、丑の日にうなぎを買って食べたことなんかありませんでした。
鰻は大好きだけど、わざわざ土用丑の日の混雑のさなかに買うこたーないだろうと、、、
しかし!
スーパーの女ともなると、いろいろ「お達し」があって、土用丑用商品、ひとり最低1品注文するようにと、、、( ̄□ ̄;)!!
いちばん安いものは、195円だったかの鰻入り茶碗蒸し。それ1個でもいいですよと…
ちゃんとお申込みしなくちゃいけないんだってば!

このところ、うなぎの高騰で、100g ¥1500超は通常。国産ヒレステーキより高い!!
カツカツTAKAMI家、うなぎ入り茶碗蒸し2つで400円をメインディッシュにするってのも、なんだか納得いかないし、、、
まあ、この機会だから、ここはやっぱり国産鰻なんちゃら焼き…っていう、イチオシ商品をオーダーするか、、、

1尾¥2000円 (160g…程度だったような)

…しかし、コレを2人で食べたらショボいよーーー!
ちゃんとお腹いっぱい幸せひたひたディナーになるように、ここは意地でも?サイドを充実させなきゃな~~

みなさまは、土用丑の日の鰻、召し上がりますかーー??



さて、ここで唐突に回想…

高校時代から、私は新幹線で高松~東京を何度も往復していました。
高校時代は、声楽のレッスンに通うために、大学時代以降は、もちろん、帰省のため。
卒業後は、バブリーな時代に突入、新幹線も「往復グリーン切符」なんていうのがあって、ものすごくお徳だったので、よく利用してたっけ。

私は「うなぎ弁当」が大好きで、新幹線に乗ると、「うなぎ弁当」を買うのが楽しみでした~♪
浜松あたりで、「あたたかいうなぎ弁当はいかがですか~」と、やってくるおねーさん。
あの制服も今思えば「コスプレか!?」ってなイメージだったな、、
お茶は、白い箱型で、紐がついてて、小さなキャップに取っ手がついて、コップ(というよりお猪口)になってて…って、こんな書き方でわかるかな~

         
         駅弁資料館よりお借りしました

新幹線「ひかり」だから、浜松は通過するので、名古屋とか、東京から積み込んでいるに決まってるのに、なぜか浜松布巾で「あたかいうなぎ弁当」が来るんだね~~
車窓の景色を眺めながら食べるうなぎ弁当に、あたたかい緑茶、よかったな~~


また、当時は新幹線に食堂車がありました。

岡山~東京間は約4時間半。その移動の途中で、食堂車でランチするのが楽しみだったっけ。
食堂車には、確か「日本食堂」「ビュフェとうきょう」「帝国ホテル列車食堂」とかがあって、私の好みでは「帝国ホテル」がダントツで、切符を予約するときも、時刻表で、「帝国ホテル」の食堂車の便を選んでいました。
そうはいっても、当時はさすがに食堂車で1人でビール飲んで…ってことはなく、オーダーはいつもハンバーグセット、またはカレーだったなあ。
コレがいちばん安いメニューだったっけな。

あのドミグラスソースのちょっとビターな感じ、それに、お肉のほどよく弾力性のある食感。
高いだけのことはあって、かなり舌の記憶にしっかりと残る味でした。
いまでは「ハンバーグランチ」とかって、あまりオーダーすることはなくなったけど、
先日(仏生山温泉の日ね)、とあるお店でハンバーグのランチをいただきました。
その時、突然「帝国ホテル列車食堂」のハンバーグの記憶が蘇った~~!!

そのお店の「煮込みハンバーグ」は、特にものすごく美味しかった!…ってことはなかったのです。
…が、なにか、新幹線の食堂車のハンバーグに繋がるなにかがあったんだろうな…





そういうことってないですか??
味の記憶、舌の記憶って、突然に蘇るものなのです、私にとっては。
「帝国ホテル列車食堂」のハンバーグが、これもまた、絶品!!というわけでもなかったのではという気はするんだけど。

でも東京のアパートから実家まで、8時間ほどかかる旅程で、
新幹線の4時間半の途中で食堂車に移動しての、車窓の映り行く景色を観ながらのランチタイムは、旅気分を味わう一番の楽しみ♪

その新幹線の食堂車がなくなったことを知ったのは、ずいぶん経ってからのことでした。

Takが生まれて、飛行機や車、お金がなければ高速バス…という時代に突入してから、新幹線には殆ど乗っていないかも。

旅行をするにしても、電車や飛行機、車に乗ってる時間は「移動」って感じで、
車窓から景色を眺めたり、など、非日常的時間を過ごすことはあまりなくなって、
特に、ファミリーで、車での移動となると、ゲームもTVもすべて完備な日常の延長…ってなんかつまんないな。


もうすぐ夏休みですが、私たち、どこにも行けません。
でもそのかわり、Hiroくんファミリーがやってきます。
Hiroくんファミリーにとっては、高松は第2の故郷になってきたかも(*^_^*)
そこで、1週間近くじっくり滞在していただき、どっぷりと非日常に浸かろうと思います♪♪


Comments (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする