
先日、木、金と2日間、Takの学校では2年生の職場体験でした。
Takはとある建設会社に行くことに。
第一希望だったとのことだけど、他のメンバーは第一希望が通らなかった女子ばっかりとかで、最初はすご~くブルーだったTak。
2日間の体験に先立って、会社訪問。その際に、自分の家の見取り図を書いてくるという宿題を出されました。
見取り図って、結構難しいよね。
私も、自分のアパートの見取り図って、大昔から書いてみたりしたけど、なかなかうまく書けません。
「比」が難しいんだよね。特に、バス、トイレあたりは難関!
しかし、Takは、意外と実物に近いものを、きちんと書いて持っていった。
さすが、図面が好きなだけのことはあるなあ…と、かなり関心したよ。
でっ、1日目(木)は、モデルハウス見学や、クライアントさんから「おうちを建てたい」という依頼があってから、図面をおこして、施工、引渡し…までのミーティングについてお勉強したりした模様。
3年前にSYOさんのスタジオを建てるにあたって、一級建築士macotoさんとSYOさんは、何度もミーティングしてました。
ときには私もご一緒させていただいて、ランチをご馳走になったりしたっけな~~
そんなことを思い出しながら、施主さまとのミーティングの内容を、実習生用にまとめたレジュメを楽しく読ませていただきました。
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【コーディネーターの打ち合わせ(すべて個人差はあるが、だいたい1回2~3時間程度】
※あくまで、一番スムーズにいったケースです
◆第1回目
サッシの大きさ、種類の打ち合わせ(これだけで2時間かかる方もいる)
間取りの確認
棚類の確認
ニッチなどの確認
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…ってとこから始まって、最終回第10回までが書いてありました。
中学生用にわかりやす~~く(*^_^*)
ひっぇ~~~
家を建てるって、凄いんだな、、、 しかし、なんで「サッシ」が最初なの? シロウトにはさっぱり…な世界(@_@;)
何千万単位の買い物なんだから、しつこいくらいのミーティングも当然かと思うけど、
こうしてクライアントさんと綿密な打ち合わせをしながら、満足できる終の棲家を作っていくのって、わくわくするだろうな~~
…でも、クライアントさんの我儘放題の注文にうんざりするようなこともあるんだろうなーーー
SYOさんは、殆ど「オマカセ」だったっけ。macotoさんのセンスと技量を信じての「オマカセ」だったんだなあ、、、
1日目、Takは、「めっちゃよかった! 充実しまくり」といって帰ってきて、ゆっくり話を聞く暇もなく、部活に出かけていきました。
部活のあとは、塾の自習。帰りは10時過ぎ。
2日目、「棟上げ」を見学。
実習は、「自分の家の見取り図」をPCで作る。
手書きしてきた図面をもとに、きちんと書き起こすということらしいんだけど、
会社の図面ソフト?みたいなのを使って、間取りや、家具の配置を決めていくらしい。

ウチの奥座敷にまでお越しいただいた方にはおわかりかと思いますが、
奥座敷は6畳。
なのに、8畳と勘違いしたところから、Takの図面の我が家は、実際よりも約1.3倍も広々としてしまったのでありました~~(^_^;)
ピアノやダイニングテーブルなんかも、ワンクリックでポンポン…と置けるんだろうな~~
楽しそうだな~~~
私も今年こそは楽譜のソフト買わなくちゃ!!!!
(そこへいくか、、、(-_-;))
Takは、会社からおみやげもたくさんいただいて、大充実で帰ってまいりました。
職場体験って、こんなにいいもんなの?
私のかつてのアルバイト先でも、職場体験を受け入れていましたが、
どの職場も忙しすぎて、中学生のお相手してる場合じゃない感ありまくりで、充分な経験をさせてあげるには程遠い感じでした。
しかし、ここの会社、まるで「キッザニア」の中学生版といえるのでは…!?!?
「めっちゃよかった、お母さん、俺、ココの会社に就職したい。どう思う? 大卒で就職したら、給料20万くれるんだって!!」
「そんな甘くないわよ いろいろ引かれるから、実際の手取りはもっと安いんだよ」
「じゃあ、暫くはここの家で、贅沢しないでやっていけば結構貯金もできる」
「そんなショボいこと言ってないで、志を高く、建築業界で働きたいなら、一級建築士になりなさいよ」
私の収入を知っているTakは、初任給20万はとってもいいと思っている(^_^;)
しかも、自分が就職する頃も、母は、今と同じように仕事をしていると思っている。そーなれば一家の収入はぐ~~んと増えると…( ̄_ ̄|||)
アンタね~、社会人になったら、次は結婚だよ。 いつまでも母と2人じゃないんだってば。
しかし、Takは今回の職場体験で、ちょっとお勉強のモティベーションは上がったかもしれない…のだけど、、、
この日も、実習が終わって、部活にいって、塾にいって、10時過ぎに帰宅。
もぉ、連日ヨレヨレですわ~~~~
Tak父から、またまたお届けものが…
「宝そば」の次は、ふくやの「どっから」!!!
ヨレヨレで塾から帰ってきて大喜びで「どっから」ご飯をむさぼり食うTak。(冒頭の画像)
なんか、不憫~~~に感じてしまう母であります。
翌土曜日も、朝から部活。
私が「スーパー」から帰ってくると、Takも部活から帰ったばかりで、お昼も食べる時間なく、塾のテストに出かけていきました。
…
「全然ダメやった。俺、全教科一桁かも…」
厳しい受験塾で、底辺を這いずりまわっているTak、、、
「気にすんな、こんどの中間でマジで自己ベストを目指そうよ!」
…と励ます母。
これから、中間もあるし、今年もアンサンブルコンテストにむけて、Takは、今回、ソプラノ・サックスで出場します。
3年生も引退し、ただひとりの県大会出場者として、責任は重い、、、
何のためにこんなに日々ヨレヨレになりながら、やらなイカンのや
…っていうのが、少しでも職場体験を通して、将来の夢へと繋がっていったらいいなあ。
それにしても、macotoさんとは運命の出会いだったなあ~~~
Takはmacotoさんが大好きで、macotoさんのようになりたいと言っていて、それで、建築系の職場を選んだのだ。
香川では大手の建築会社でも、一級建築士は1人しかいないと知って、macotoさんがどんなに凄いか、じんわりと感じているところ(*^_^*)
macotoさんがSYO Michaelさんのスタジオを建てたのも運命の出会いだし。
頑張れTak。
母もがんばるよ。
macotoさんもがんばってね。

SYO邸の玄関付近、今はこんなカンジです♪