WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

再会…「TAKAMI軍団」

2014-07-28 | 人生妙なり




6年ぶりの上京。

CDのレコーディングのために上京してから、なんと6年も経っていたのか、、、
突然のことなので時間の余裕は殆どない中で、東京のお友達が、飲み会、セッティングしてくださいました♪♪

うっれし~~~!!

こんなにたくさん集まってくれたよ♪♪♪
みなさん、ほんとにありがとう。


みんな全然変わってなかった!!
全く変わらず、溌剌と元気で、明るく楽しい人たちだったな♪
変わってたのは、子どもたち。
どんどん成長していくね♪♪

そして、私、、、、(-_-;)
なんだか私だけが、体力の限界に挑みつつ、日々疲れているなあ…と、、、感じました、、、、
50代って、ホント疲れるわ(^_^;)

だけど私、50歳になったとき、すごく嬉しかった。
半世紀を生きて、とっても充実してた。
この大きな区切りの誕生日を迎えて、すごく嬉しく、感慨深く、これからの日々も希望に満ちていた。
どんなお祝いをしたかなんて全く覚えてないけど、まだまだこれからの人生は「収束」「まとめ」なんてことじゃなく、広がっていっていると、、、


集まって下さった方たち、みなさま、これからそれぞれ順番に50代を迎えるのだけれど、私以上に、希望に満ちたお誕生日を向かえるのだろうなあ(*^_^*)
あまりにもみなさまがパワフルで、幸せで楽しそうで、私もヨレヨレと疲れている場合ではないぞと、、、


話は前後するのですが。

羽田に着いたとき、まずは「カッシー」に連絡しました。
「カッシー」…私の東京時代の最も大切な大切な音楽パートナーです。
ひと目でも会えたらいいな、でも朝のアルバイトが終わってから空港へ直行…体力的に無理かな、、、
…と思っていたのだけど、
「今、羽田に着いた。ちょっとだけでも会える?」

こういうとき、カッシーは必ず、状況に応じて最適な場所を淡々とセッティングしてくれるんだ♪
あぁ~~もうホント、全然変わってないよカッシー。






音楽パートナー、カッシーとプライベートで会うときは、決まって音楽の話は全然しないんだよ。
カッシーが自転車に乗ってることとか、他愛ない話をしながら、ビールのおかわりしまくり、心ときめくうきうきの時間なのでありました♪♪
でもカッシーは終始にこにこと、淡々としてて(^_^;) そういうのも全然変わってなくて、ほんとうに嬉しかったな、、、

カッシーと別れてから、ホテルにチェックインして、ひと休みして、汗も流してから「TAKAMI軍団」のみなさまとの宴に出かけるつもりだったけど、
やっぱ、カッシーとの逢瀬は切り上げ難く、ホテルにチェックインは最後にしました(^_^;)

宴の場所「国分寺」に少し早めに着いたので、ちょっと駅周辺を散策。






最初の結婚をしたときに住んだ懐かしいマンション。




今でも私のメインバンク。3億円事件の舞台




マンションの1Fにあった書店は、今ではドラッグストアに…




どこの駅も再開発が進んで、私はもう東京の発展にはついていけず、おのぼりさん状態でした。でも、なんだか、記憶に留めておきたくて、個人的な思いでアップしてます(^_^;)


束の間の東京時代のお友達との再会でしたが、本当に嬉しかった。
本当に本当に、お集まりくださった皆さま、ありがとうございました。もっともっと、ずっと居たかった。


また来年の春には、ゆっくり時間をとって、懐かしい場所を訪れたいし、お友達と語りまくりたい。
待っててくださいね。



明日から、フツーの日々。
「スーパーの女」と発表会とはいいとして、その他にも、めっちゃ切羽詰った案件あり…
ここでぴしっ!と切り替えなくては( ̄□ ̄;)!!


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教会音楽講習会 2

2014-07-28 | キリスト教のこと




I先生の声楽のレッスンを聴講している中で、先生の指摘のひとことひとことに、悉く深く共感している自分があり、
私も私の教会の聖歌隊に、自分の感じたことを伝えて、私の持っているイメージをかたちにしていっていいのだと思えたことは、大きな収穫でした。
聖歌隊指導のレッスンでも、先生はそのように仰ってくださいました。
「この曲の、何がおもしろいのか、何が好きなのか、自分の感じたことをそのまま伝えればいいのですよ」と。
そうは言われても、偏った受け取りかたをしてはいないか、間違いではないのだろうか…と自信もなく不安であったものが、ひと皮剥けて、一歩踏み出せたかなあと…


作曲入門のレッスンも聴講しました。
聖書のみことばの中から自分の好きな箇所を選んで、それにメロディーをつけるというもの。
当然五線紙を用意していくものと思っていたら、全く違っていました。
まずは「朗読」。
そして音の高低をつけず、終始同じ音程で詠む。
それから、ことばに従って高低をつけたり、長さを変えたり…などというプロセスを経てきたという2日目の状態は、まるでグレゴリオ聖歌のような旋律になっていました。
これが「みことばのうた」の基本形なのだなあ…と、
これもまた、とても感慨深く、私も作ってみたくなりましたとも!!

受講されている方は2人でしたが、それぞれ聖書の好きな箇所は、どうしてここなんだろう? というところからとても興味深かった。

 
 というのは、 すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。
 どうか、この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。(ローマ人への手紙 11章36節)


 神の約束はことごとく、この方において「しかり」となりました。
 それで私たちはこの方によって「アーメン」と言い、神に栄光を帰するのです。(コリント人ヘの手紙第二 1章20節)

歌にしたいほど好きなのだから、当然、その「みことば」に啓示を受けているのだろうけれど、それは、人それぞれで自然なのだ。
それと同じで、賛美歌や聖歌の歌詞から、何を受け取るかもその人それぞれでよいのではと、、、

でも、この2箇所は、ものすごく共通点があると思います。
私にはここを選ぶことはなかっただろうな。きっと、まだそこに至っていないからなんだろうな。
でも、今はお二方がそれぞれ、似通っているこの2箇所を選ばれた意味がわかる気がします。



さて。

個人レッスンの他は、教会音楽に関する講義、合唱の練習。それに、礼拝や祈祷会など。

立派なパイプオルガンのあるチャペルで、上質な、礼拝、祈りと讃美、音楽に満ち溢れ、まるで手入れの行き届いた、美しくしかも芸術性の高い花園をそぞろ歩いているような時間でした。


18歳で高松を出て東京で音大生としての生活を始めたとき、音楽に関して高い志を持った人たちの集まりの中で勉強することは、とても刺激的で楽しかった。
音大は、経済的にも恵まれた人たちが多く、私はそういう意味では底辺だった。

あるとき、2重唱の練習をするために、友人の家にいって、練習のあと、夕飯もご馳走になった。
1人暮らしのTAKAMIに家庭の味を…ということで、友人のご家族とご一緒させていただいたけれど、すごすぎるフルコースだった。
ものすごく美味しい澄み切ったコンソメスープ、エスカルゴ…と続いて、メインは松坂肉のスキヤキ。

レストランの個室のような、シャンデリアの下のテーブルで、「家庭の味」という料理をいただきながら、私は、実家の、雑然とした夕飯の光景を思い出し、
そのへんに当時幼稚園児だった妹のオモチャや、取り入れて、畳んでいない洗濯物が散乱しているお茶の間でのがやがやとした夕飯の時間が、ものすごくいとおしく、
大泣きしたいような気持ちになったものでした。


今回の教会音楽講座で、私はそれと同じような感覚を覚えました。
地元の自分の教会のことが、ものすごくいとおしくなりました。
それに、自分の雑然とした生活、、、
よく愚痴をこぼす職場の人たち、マイペースなのんびりとした生徒さんたち、勉強しないTak、小言を言う母、
次々といろんな人の顔が思い浮かび、そんな生活のすべてがいとおしくてたまらない気分になりました。

この自分の生活の場所で、神さまは「音楽」となって、これまでも、これからもずっと私と一緒にいてくださるのだなあ…と、、、
なんという恵み深い神さまでありましょうか、、、



















ところで、この3日間の画像はこの食事の画像のみ! 冒頭の画像を含め、毎昼、夕食5回分です。
これが、ものすごく美味しかったのですってば!
(朝食は、指定の旅館の和風な朝食ですが、これもとっても美味しかった♪)

神学校の生徒さんや、卒業生の方たちが、心をこめて作ってくださいます。
シェフはプロの方で、ワンプレートなんだけども、とても凝っていて、味も絶妙で、毎回の食事がものすごく楽しみでした♪
ご飯も、毎回、ふつうの白ご飯じゃなく、ターメリックライス、とか、ピラフ?とか…

普段は全寮制の神学校の研修生たちの1食あたりの費用は¥270なんだそうです。
この講座の3日間5食は、きっともっと予算は多いと思いますが、普段の¥270でも、とても美味しく、お腹いっぱい食べられるとのこと。
それがシェフにとってはチャレンジなのだとか。



さあ、次回最終回は、数年ぶりの上京、番外編です♪♪♪

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教会音楽講習会 1

2014-07-28 | キリスト教のこと



聖書宣教会ウェブサイトよりお借りしています




7月23~26日の4日間、教会からの派遣で、東京に行っていました。

羽村市にある「聖書宣教会」という神学校で「教会音楽夏季講習会」を受講させていただきました。
受洗してから2年にも満たない私が、この、教会音楽担当奉仕者のエリートの集まりのような講習会を受けることに、大変な不安と気後れを感じていましたが、
書きつくせない、すばらしい経験をしてきました。

いつもブログをお読みくださっている一般の方がたに向けて書きますので、この記事を目にとめられたクリスチャンのみなさま、受講者のみなさま、ご了承ください。



講習の内容は、礼拝と祈りと音楽に満ち溢れたもので、特に、教会における音楽奉仕者(奏楽者、聖歌隊などなど)のための講座やレッスン。

私は、最近聖歌隊の指導をやらせていただいているのですが、
キャリアあるクリスチャンの方たちに対して、ぺーぺーの私が「指導」だなどと、おこがましく、
聖書の「みことば」の歌詞の味わいかた、自分の感じ方に自信が持てない…というのが、クワイヤーに関わるようになってからずっとの悩みだったので、
不安と気後れを振り切って、受講させていただくことにしたのでした。


講習の期間、個人レッスンが2回あります。
「奏楽、声楽…」などの中から自分で選ぶのですが、私は「聖歌隊指導」を選択しました。
そして、最近聖歌隊で歌った曲、これから扱う曲を用意していきました。
どちらも躓いている曲…ということです。
「あなたはこの曲をどうして選んだの? この曲のどこが好きなの?」
ううっっっ…
選んだ理由はまあ、そのままとして、
歌詞の(みことばの)理解については非常に自信のない私でありますので、
それよりも、音楽のおもしろさや、この曲を練習する流れの中で、最初はぴんとこなかったものが、だんだんおもしろくなってきた過程などを申しました。
そして、実際にいきなり指揮をして、「聖歌隊」の方がたに歌っていただきます。
ここでは「聖歌隊」は、レッスンを聴講にこられた他の受講生。
…なので、我が教会の聖歌隊と全くレベルが違い、音取りがすでに完成している状態からの、音楽的レッスン。
これがあまりにも楽しく、目から鱗なレッスンでした♪
1曲目では、手の振り、曲中での合図の出し方など実践的なことを中心に、
もう一方の曲は、曲の中からこどばの意味を掘り起こしていくようなテンポや振りについて、
先生の指揮で、あまりにも曲が変わり、曲とことばの命が起こされるのが感動的すぎました。
聴講の方たちも、皆さん、感動されていました。

これを、我が聖歌隊の方たちにも伝えなくては!
こんな指導ができたら、聖歌隊の方たちも、ものすごく練習が楽しく、しかも充実することだろうな、、、

「聖歌隊指導」のレッスンを選んだのは私ひとりだったので、通常30分のレッスンを2日間とも、1時間近くとっていただいて、感謝です♪♪


聖歌隊指導のI先生は、「声楽」のレッスンもされます。
自分の個人レッスンの時間以外は、自由に他の受講生の方のレッスンを聴講できるので、まずは声楽のレッスンの聴講に…

学生時代、イタリアオペラが専攻だった私は、殆ど宗教曲のレッスンは受けておらず、、
ドイツ音楽の宗教観や、精神的な深さをえぐり出すようなレッスン、、ドイツだけでなく、日本語の宗教曲の「ことば」に重きをおいたレッスンも、とても素晴らしく鳥肌がたちました。
音大でドイツ宗教曲のレッスンを受けたとしても、クリスチャンの師匠と弟子でない限り、あんなに奥の深いレッスンにはならないと思います。
先生がお手本で惜しげもなく歌ってくださる声も表現も素晴らしく、感動の大波が押し寄せまくり。
レッスン聴講…というより、音楽体験として人生最高…といえるほどでした。

家に帰ってきてから、先生はナニモノなのだろう…と調べましたとも。
お生まれは満州で、東京G大大学院声楽ご出身とのこと…ご年齢も推察されますが、そのか弱そうなお体からどうしてあんな美しく気高く決然とした声が…、、と、、、

しかし…そのレッスン、とっっっても厳しいのです。
「だめだめそんなんじゃ~」
「ちっともできてないわよ」
「無謀だわね」
否定形の連続。
私のヴォーカルのレッスンではあり得ません。
私の生徒さんたちは、「声」という楽器をつくっている段階、そこに「否定形」を並べると、
体が緊張してますます声が出なくなります。
でも、このレッスンの受講生の皆さんは発声が一定レベル以上に達していて、曲の持つ精神性を掘り起こすレッスンなのです。

ああ、、、私もレッスン受けたい。次にまた受講する機会が与えられたなら、次は声楽のレッスンを。
「だめだめそんなんじゃ~」と言われまくりたい。「ダメ」と言われるたびに「気づき」があるのですから。


                             (つづく)


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