WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

息子の引越し完了…めっちゃ疲れた

2018-04-10 | 人生妙なり




これは自分自身(&息子)の記録。つまり、普通の「日記」で、自分の為に書いています。(つまんないと思うのです、悪しからず)


初めてジャンボフェリーに自分の車を載せて、高松→神戸~大阪へ、息子の荷物を運んだ。
せっかく車内用の携帯ホルダーを買ったけど、ナビは設定が不十分で現在地を示すだけで全然役にたたず、まあそれでもなんとか殆ど迷わず辿り着いた。
まずは、フェリーを降りたところ(構内)を、どっちにいっていいのか全く分からず逆走していた模様。誘導のおじさんに「そっちちゃうよ!」と言われ、大阪にいくにはどうしたらいいのか教えた貰った!!

macotoさんからの、高速の下をずっと行けばいいんだよというアドバイスと、
「佃」という、息子のアパートの住所の標識が出てきたので、このあたりで高速の下の幹線道路から外れてみようと思ってちょっとふつーの道へ入りこんで、ローソンで訊ねてみようとしたら、
たまたま郵便屋さんのバイクがいた。
その方に目的地の息子の住所を言ったら、郵便局専用ナビ?で調べてくれた。
目的地のすぐそばまでの案内で、とってもわかりやすくて、そこまで行ったらまた別の郵便屋さんのバイクに会った。
そのおじさんは、現地までバイクで誘導してくれた!! なんというダブルラッキー\(^o^)/
「おじさん」たって、2人とも私より若いんですけどね。

大阪の人ってなんて親切なんだ!!

思ったよりあまりにも早く息子のアパートに着いたので、敷地内に車を停めて、駅までの道を歩いてみたり(これも工事のおじさんに尋ね、親切に教えていただく。)
息子が来るまで周辺を散策して時間を過ごした。

息子は入学式からこの日まで2日間ホテル暮らしをしていて、学校が終わって、不動産屋に鍵をもらいに行って、初めての入居。

私が車で運んできた荷物を部屋に運んでから、ホームセンターやスーパーで買い物して、
この地域は、あまり日常生活に必要なものを買うのに充実してないよね~~って話に、、
物価も高松と比べ高い。
特に、駅のスーパーは、2ℓの水が¥100越えしか置いてない( ̄□ ̄;)!!
ライフラインなのにどーする!? 肉も野菜も、品揃えショボく、高松より高い~~~

ウチの近所のスーパーマルヨシがどれほど営業努力をし、品揃えを充実させているかがよ~~くわかった。

2人ともお腹すいてるんだけど、私は全く食欲なくて、(ヘナチョコなので、なんかこのように緊張とか、環境変わるとこーなる)とりあえず幹線道路沿いのしゃぶしゃぶ系のお店に入った。
かなりお高そーだけど、もぉ他を捜す気力もない。
「しゃぶしゃぶ」なら食べられそうかも、、、
そこで、小鍋のしゃぶしゃぶと、その他2品よりどり…のセットをオーダーしたんだけど、
これ、ご飯やお味噌汁がついてない( ̄□ ̄;)!!
全く酒のアテなメニューじゃん。
やっぱ、大阪って、昼から飲む文化!?
初めて息子の専門学校を見学に言った日にも感じた。(この日も食欲ナシだった)
梅田のレストラン街、昼酒大歓迎ムードだったよな~~


鰹のたたき(全部息子が食べた)
蛤と筍の網焼き(これは大変美味しかったので、1個ずつたべられた)
天ぷら盛り合わせ(全部息子が食べた)
豆腐のサラダ(これなら食べられると思ったけど、ごまドレッシングがダメで3匙がんばった)

遅いランチで息子との会話は、
入学式と2日間のガイダンスで、誰とも会話をしていない。自己紹介もない。このままではマズイ俺はボッチ(ひとりぼっち)突入か!?
入学式で、隣のヤツはずっとスマホでLINEしてた。
クラスに数人外国人かいる。

などのような、新しい環境に馴染んでいないものだった。


遅い昼食後、家に帰ってある程度部屋を整えて、調理実習ってことで夕飯用に買ってきたカレーを作る。
油を買い忘れてたが、もぉ~今更買いに行く元気ないし、、、
肉と人参とかなり多めの玉葱を時間かけてじっくり煮込んだところ、野菜の甘みでかなり、いや大変良い仕上がりとなった。油も使ってないので、さっぱりしてるし。
この頃には多少食欲も回復し、グラタン皿にかるぅ~く食べることができた。









とにかくキッチンが狭くて使い勝手が悪すぎ。
最近のワンルームマンションはみんなこんなのか、、
もっと古くてもいいからキッチンが充実してるところがいいのになと私は思ったんだけど、家具、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ付きでこの家賃…はとってもお値打ちで、これは逃せない物件だったのだ。


夕食後は、息子推奨のアニメを見つつ眠くなって寝た。


翌日は、朝から本格的にホームセンターとダイソーとスーパーを巡り、リストアップした生活必需品を買う。


なんと、アパートの前の道路が通行止めになっている。水道の工事をしているらしい。
ただでさえ超狭いのに、迂回とな! 全然土地勘ないのにどうする!? 
いやマジで、車一台やっと通れる、公道とは思えない狭さなんですけど。しかも左右には溝!香川県人には想像できない…というか、こんな公道、いまだ嘗て経験ないよ。
どっち行けば安全に広い道路に出られるの??…と右往左往しているところに、近所のオバサンが、、、
「どっち行きたいん!?」
香川ナンバーだから、声かけてくれたのかも?
「そこの道路なんですけど、この鋭角、私には無理なので、息子に他の道を捜しに行ってもらってます」
「ここなら曲がれるよ。私が誘導する。」
「いや、息子に誘導してもらったけど私には絶対無理なので、、、」
「息子さん、免許ないんやろ? 私に任して!大丈夫曲がれる!」

…てことで10分近くかかって、非常に難しい鋭角を彼女は誘導してくださいました。この人、絶対タダモノではない。運転関係の人や。
彼女は、鋭角を無事に曲がりきったら、運転を変わって、広い道路まで行ってくださった。鋭角だけじゃなく、もぉ道自体が狭すぎて、両脇に溝があって、新参者には無理!
なんと親切な方なのだろうか。大阪人の「おせっかい」は、ホントにありがたく、骨身に滲みます。



物干し竿・トイレ掃除用ブラシ・三角コーナーいらず・選択バサミ・ゴミ箱・まな板・布巾(その他数十品目)、、、
何がどこにあるのか捜すのにウロウロしまくり、
こういうとき、お金払ってもいいから「ご案内係り」の人がいてすす~~っと目的の商品のところに次々と連れてってくれたらどれほどラクチンかと、、、
こーゆうシステム、導入してほしいな~~~

正午を過ぎ、息子も私もかなりヨレヨレで「お昼何かたべないとね~~」
せっかく大阪だし、お好み焼きとか食べたいよね…と安易な発想なんだけど、もぉ、近くのスーパーの駐車場に車を停めて、近くのお好み焼きやさんにIN。

ここがまためっちゃ「昼酒」系のところ!!










私たちはスジコン(牛筋とコンニャク)のネギ焼きと、イカとエビのモダン焼きをオーダーした。
オッサンたちが焼酎お湯割りやら、ビール大やらをオーダーしてくつろぎまくっている、、、私も車でなければ完璧に昼酒モードになるところ、、、

そして、めちゃウマかった!! 
高松のお好み焼きと全然違う。高松にもウマいお好み焼きあるけど、根底から違う。
これが本場なのか。

解説大変難しいんだけど、粉のかたまり具合? たこ焼きもそうなんだけど、中の「しゃびしゃび」感。
小麦粉をパンケーキのように固めない、表面はカリカリ、しかしこの絶妙のゲル状で具材を包み込んでいるところがスゴイ!!
う~~~また行きたい、絶対次回は徒歩でいって昼酒飲みたい!!

スジコンのネギ焼きは絶対に近々自宅にて作ってみる。あまりにも美味しかったのに、やはり食欲不振で残してしまい、無念!
モダン焼きは、中華そば入りお好み焼きですが、広島焼きとは違う。これも大変なボリュームで、エビがぷりっぷりの特大で参りました。

その後車を停めさせていただいたスーパーで今夜の食材を買う。
「研修」なので、まあ肉野菜炒めあたりから。

息子は、チャーハンもオムライスもフライも餃子も作れるのだ。
しかし、このミニキッチンの使い勝手の悪さでは…しかも電熱器で炒飯つくる気になれないとエラソなこと言う。









さて。
帰宅後、大量の荷物を運び、セッティングして、いよいよ疲れはピークに、、、

お互い別々にぼぉ~~~っと小一時間。

そしてこの日の夕飯は、塩胡椒のみの肉野菜炒めと、昨日の残りのカレー。
も~この疲れ具合だったら普通ならもぉ絶対外食!ってとこだけど、昨日の「煮込み系」に続き、電熱器調理で「炒め系」がどこまでできるかの実験も兼ねて、、、

それに私、一日の終わりの夕飯とともに缶チューハイも飲みたかったし。
そして、アルコールが身体に浸透していくとともに眠気が追いかけて、、、


翌朝、息子は学校に出かけていき、私は出発の時間まで超暇だったので、冷蔵庫の残り物でカレーを作った。
でも、そのカレーは、市販のカレールゥの作り方に限りなく近く、予め肉と野菜を炒めてから煮込む。
初日に作った野菜の甘みたっぷりのほうが断然美味しかった。


帰りは来た道を帰ればいいのに、最後の「ジャンボフェリー乗り場」に行くところで、迷い、余裕もって出発したのにギリギリセーフだった。
帰途の「43号」(高速の下の道路)で、息子が良い先生や友達に恵まれて、志を果たせますように…と神さまにお祈りしていたら、涙が溢れてきて困った。
タオルやティッシュの入ったバッグは、後部座席を倒した荷物置き場の隅で、走行中取り出すことは不可能。
ひたすら手で涙をぬぐって、声に出してお祈りするのは走行中危険なのでやめた。


無事、予定のジャンボフェリーに乗船できたあとは、もうひたすら泥のように寝た。


2泊の間、とにかく、息子の新居を整えるところまでは母の務め…と思って、ひたすら買い物をしては荷物を開き、後片付けをして、
気持も張り詰めていたので、1日の疲れは一晩で回復したつもりでいたけど、寄る年波には勝てないことを思い知った。

先日、両親が私の大学入学のとき、軽トラで香川から東京まで荷物を運んで来てくれたこと書きましたが、その当時の養父は35歳、母は42歳。若い!!
走行距離は全然違うんだけど、私、この歳でよくやったなーと思うよ。


高松に着いてからすぐにSYOさんに無事帰ったよとTELして、つもる話もいっぱいあるので近所の居酒屋で飲むことになった。
ずーーーーっと食欲不振で、あまり食べられなかったけど、少しずつ「現実」に戻ってきて、
「山芋とろろ鉄板焼き」とか、モロキュウとか、いろんな話を聞いてもらいながら食べて飲んで、最後にはお茶漬けもちゃんと食べられた。


さあこれからは、息子は自力で羽ばたくので、放っておかねば。
放っておく母にならねばなーー



帰りのジャンボフェリーからの夕日(冒頭の画像とともに) 





Comments (4)
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