WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

千載一遇の知音

2023-02-11 | アーティスト魂


先日カット・カラーに行きました。数十年ぶりにショートにしました。

東京時代から行きつけの美容室です。
東京では美容室ジプシーで、量が多くてごわごわの髪を何とかしてくれる人には出会えませんでした。
母が行きつけの美容室のオーナーはウマイよというので、どれいっちょ行ってみようと思ってカットしていただいたところ、
彼は私の髪の毛をこれでもか!と「スカスカ」に梳いて下さいました。
全体の長さが整ったところで、半分以下まで!!




そして、オーナーは、東京でカットしてもらうときは、「スカスカに梳いて」とオーダーするようにアドバイスして下さいました。
…しかし、彼ほどスカスカにしてくれる人には出会えませんでした、、、
ですので、私は東京時代も、帰省したときにだけ、彼の美容室に行きました。

高松町の片田舎の、今では高齢者御用達のようになっている美容室ですが、
オーナーのカットの腕はすごいんです。
お客様が高齢化して(オーナーも私もですが)あまり特異なオーダーをする人は殆どいなくて、
センスとテクニックを披露する機会がないのが気の毒だ、、、

今回の私のカットも、全体の長さを整えたところから、半分以上梳き落としまくりました。
あ~~~スッキリ!!
スタッフの人たちも床に落ちた髪の量にびっくり。
それほどなのだよー-私の髪の量は!!



でっ、オーナーは話好きで、お客さまの興味のある話を次々としてくる。
今回は、「コンビニとスーパー」がメインだったけど、後半はまた三国志の話になった。
私がいつぞやお借りして、3回見た90数巻DVD30数枚…を、今また観はじめたとのこと。
いいなーいいなー…と言ったら、また貸してあげるよとのこと。
うれしー!またあの方たちにお会いできる。

そして、今回は邪馬台国や卑弥呼の話、当時、中国船が豊後水道から太平洋へ出て、徳島にたどり着いたという記録があるという話、、、

大いに盛り上がりました。

画像は諸葛孔明と司馬懿。
この天才軍師たちは、仇敵ながら地下水脈で繋がっているところが私にとってはたまらないのです。
「孔明よ、なにゆえ死んだのだ。
そなたがこの世を去っては寂しいではないか。
我らは百年に一度まみえるかの天敵。
されど同時に千載一遇の知音(ちいん)であった。」司馬懿の台詞


諸葛孔明


司馬懿  
…これらは、開戦前に天才軍師2人が語り合っているあり得ないシーン 緊迫の表情の中から千切り取った私の好きな2人の「素」


「知音」ってすごく素敵な言葉。まず字がすてき。
知音とは、お互いに心が通じ合える友…のような意味ですが、私と致しましては、深い地下水脈で繋がっている音楽仲間だな。


この話を読書男で歴男の友人N氏にしたら、彼は自分の妻がまさに「知音」だと仰いました。
いいなあ~~そういうことすらっと言える人。

私だってSYOさんはまさに、「千載一遇」の知音でありましたよ。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする