WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

「りすのこもりうた」

2005-10-11 | 親子 ART LIFE
Takが「マジランプ」とかいうコンビニのオモチャを欲しがるので、「りすのこもりうた」が両手で弾けたら買ってあげると約束しました。
ヤマハで今やっている曲です。初めて弾く両手の曲。
ところが、先日Takは、オモチャを、とある人とお買い物にいったときにおねだりして、買って貰っていたのです。よほど欲しかったのだとは思うが…母は叱りました。そして、弾けるようになるまで、オモチャは預かって貰いなさいといって、買ってくれた人に自分で預けさせました。
それからTakの猛練習。その日の夜は、3回片手で弾いて眠くてダウンしてしまいましたが、翌朝、起きると自分からピアノに向かって、ひとりで練習が始まりました。
5歳の子供なので、当然「部分練習」などという手法を知りません。
何度も何度も、最初から繰り返して弾いています。
「おかあさんは聞かないで!あっちいってて!」
だそうで、暫く放っておきましたが、1回終わるとあまりにも次に弾くまでの間が長いので、何をしているのかとおもってそーっと覗いてみたら、鍵盤にうつ伏せになって、落ち込んで?います。気を取り直して、また弾いて、また間違えて落ち込んで…
だんだんイライラしてきたらしく、「もうやだ!」と叫びながらも、放棄しようとはせず…そのうち泣きべそになってきました。
「Takくんが100回練習してもできないのを、お母さんはピアノの先生だから、お手伝いしてあげたら10回で弾けるよ。」
Takは暫く迷ったけれど、お手伝いしてもらうことに決めました。
アドバイスは「ゆっくり弾く」ことと、「両手の次に弾く指を鍵盤に用意できたことを確認してから弾く」です(#^_^#)
当たり前なんだけどね。これが、だんだん弾けなくてパニクってくるとできないんだよね~~。
これで、あっという間にできたけど、1日で、止まらずすらすら等速で弾くことは無理。ピアノを両手で弾くことはそんなに簡単じゃないんだよと言い聞かせましたが、どうしても弾けなくて悔しいらしく、最後は大泣きです。大声で泣きながら弾くのです。「深呼吸して泣き止まないと、間違えないで弾けないよ」と、こちらも一生懸命になってしまいます。
マジランプが早く欲しかったからなんだけどね(^_^;)
でも、Takの根性はなかなか大したもんだと思いました。
「できる」とみなす目標設定が高い。ふつー、子供は、止まっても間違えなければ「弾けた」ってことになるのです。間違えても弾き直せば「弾けた」ってことになる子供も多いです。
1時間以上頑張りました。(といっても、殆どうつ伏している時間)親としては、これに毎日は付き合えないよ。
毎回オモチャでつるわけにもいかないし…(-_-;)
マジランプはゲットしましたが、練習しなければ取り上げるといってあります。
こんなんでも、まっ、やればいいか。
太鼓が終わったので、次はいよいよ鍵盤奏に気合いをいれなくては。
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4 Comments

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ピアノはむつかしい (えみりん)
2005-10-12 22:11:45
Takクンは、高度な技術のいることばかりに

挑戦しているみたいですねぇ

下の娘は保育士をしておりますので、いまだに

ピアノの先生についてレッスンを受けております。



先生はゆっくりと音が流れるように

弾いておられます。

以前にテレビドラマ(優しい時間)の主題歌になった「平原綾香」の「明日」をリクエストして

弾いてもらったら、ゆっくりした時間が流れたように感じました。

娘には練習してもらったのですが…





TAKAMIさんちはいいわ

先生と生徒・もしくは母と息子

どんな関係にもなれるんだから

無理しないで~~~

ゆっくりゆっくり

マイペースマイペース 
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Unknown (TAKAMI)
2005-10-13 21:52:42
♪えみりんさん

休日の怒濤の記事にひとつひとつコメントありがとうございますm(_ _)m

Takと私は、先生と生徒にはなれませんよぉ~~

親子で師匠と弟子をやってる相撲や和楽の世界はスゴイわ~~

ホント、マイペースでいいと思います。

私はTakにピアノが上手になってほしいと思っているんじゃないんですよね。

でも、とにかくずっと続けてほしいです。

続けられるように応援したいと思います♪
返信する
動作は突然にはできない (hawk)
2005-10-14 08:08:21
TAKAMI さんは、余りこんな書き方はしないので、

「とある人」

はだれだか、非常に気になりましたが…

あ、この項、お答え頂かなくて結構ですから…



>「両手の次に弾く指を鍵盤に用意できたことを確認してから弾く」

すごく、示唆に富むお言葉です。

人間の動作は、表に現れるより

2段階も3段階も先にその動作の準備が始まっている

のですね。

昔、ダンス教室へ行った時にこのことを知りました。

(昔は学生は皆、ダンス教室へ行ったのです)

それから、合気道の道場でもこのことを知りました。

「動作は突然にはできない」

これはぼくの座右の銘です。

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Unknown (TAKAMI)
2005-10-15 00:47:36
♪hawkさん

ハハハ(^_^;)「とある人」って、説明するのもめんどうだし、説明しても、他人にとってはどうでもいいようなときなときにはコレが便利です!

ところで、「動作は突然にはできない」って、ホント、その通りです!

達人は突然にやっているかのように見えるけど、実はちゃんとプロセスってのがあるんですよね。

最初はそれをひとつひとつ確認しながらやらなければいけません。

幼児がピアノを弾く過程は、まさにそれを再認識させられます。
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