WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

大道芸フェスタ2017

2017-10-02 | アーティスト魂
10/1(日)大道芸フェスタにいって来ました。
このイヴェントは、もう8年目なのだそうです。

高松駅周辺や商店街の街角で全国のトップパフォーマー&ミュージシャン、地元アーティストも参入して、2日間に渡り大道芸が繰り広げられるというもの。
私は一昨年からこの魅力にハマり、毎年行くようになりました。
でも、全員の芸人のみなさんのパフォーマンスを観るにはまだまだ。
今年の目的は、恒例の「日々茶漬け」(ホントはHIBI★Chazz-K)のサックスアンサンブルと、加納真実さんのパントマイム。
加納真美さんは、ずっと前から噂を聞いていて、今年こそは絶対観たかった!!

土曜日に仕事に行った帰り、チャリで商店街を通ったとき、偶然にもHIBI★Chazz-Kが田町交番前でストリートライヴやってました。ラッキ~~~\(^o^)/
そして、足長ウォーキングの「STILTANGO」のお二人も商店街を闊歩してました。
ああ~~ いいな~いいな~~ずっと浸っていたいな…と思ったけど、
レッスンが控えているので、この日は、少し足を止めただけ。

ってことで、日曜日は、これまた時間制約ありで、夕方からとなりましたが、
目的は果たして大満足!

画像多いですが、お時間のあるとき、どうか最後までご覧くださいね。






まずは、日々茶漬け…もとい「HIBI★Chazz-K」
いつも工事の作業服とヘルメットでパフォーマンスされてます。
そのココロは…
彼らは、音楽で海や国境を越え、世界へ音楽の架け橋を造るる工事従事者だから…とのこと。



ライヴは工事か!!\(^o^)/建築現場大好きな私にとっては、地下水脈で繋がっていると感じる(^_^;)




「ヒゲのテーマ」やてるところ。
その昔、カトちゃんと志村けんさんが、ドリフでやってたの知ってる?



ラストの曲は「LOVE」
アンコールはナシか、、、これが大道芸のお約束なのかな??




いよいよ、加納真実さんのパフォーマンス。
一昨年からあまりにも旋風を巻き起こし続けていたので、今年こそはコレ目的でした。
「大ヒットした歌謡曲にのせて、奇妙な青いジャージ姿の女が、ストーカーまがいに追ってくる!? これは芸なのか?いやアート?それとも…。
これぞ冷静と情熱の間の、その隙間。一度観たらもう最後。抜け出せない加納ワールドをご堪能あれ!」
…と、大道芸チラシのプロフィールには記してあります。


始まりました。まずはウォーミングアップの模様。「おかき」のように見える食べ物を、口いっぱいにほおばり、もぐもぐしまくる。
ウォーミングアップの体操もする。


そして「恋人よ」(五輪真弓)の曲に乗せてのパフォーマンス



「恋人」



「募集中」



彼女は、観衆の中に分け入って、ターゲットをみつけては「つきあって」と迫りまくります。パントマイムなので、紙に書いて掲げています。
そのたびにフラれて、「つきあって」の紙を破り捨て、また次へ…


次なるターゲットに狙いを定め向かっていく…
挙句の果て、「お友達から」、、、



アナタです。



お願いします。





選ばれたおっさん男子は、破り捨てられた「つきあって」の紙片の片づけを言い渡され、素直に応じる。この人、ただの観衆。



ホウキとチリトリで、手際よく紙くずを集め、加納さんに「いいこいいこ」してもらって、御褒美に「マーブルチョコ」のように見えるものを貰っています。
しかし、「マーブルチョコ」は1粒。2粒出てしまったら、キッチリ筒の中に戻す。


この後も楽しいパフォーマンスが繰り広げられ、笑いの渦…でしたが、「お笑い」だけじゃないのです。





最後は「仮面舞踏会」という演目でした。

これが恐らく彼女の現時点での最高傑作であろうと思われます。
もうこの段階で、撮影とか録画とかやる気なくなった。
やっぱ、大道芸はその場じゃないと。
そしてさらに、観衆を巻き込みまくる演出が素晴らしかったです。

拙ブログでは、「めっちゃ楽しかった! めっちゃ感動した」を私なりの文章で表現することを自分に義務付けておりますが、評論にはしたくありません。はて、どう表現したらよいものか、、、

う~~ん、、、 と、ここでタイピング中断で、2日考え込んでおります。
Youtubeの動画をまずは観てくださいとご紹介すればよいのか…とは全く思いません。


「仮面舞踏会」

加納さんは、突然おかめの面をつけます。
突然おかめの面をつけたとたんに、突然人格が変わります。
そして、中島みゆき「明日バーボンハウスで」を踊り始めます。
「おかめ」なので、曲のノリについていけず、遅れたり狂ったりしつつ、要はピシッと締めている…そんな演技です。
1コーラスをソロで踊ったあと、相方を求めて観衆のひとりを選んで、有無をいわさず、自分の仮面を剥ぎ取ってターゲットの方に被せます。
しかし、剥ぎ取った仮面の下にはまた同じ「おかめ」が、、、

2コーラスめは「おかめ」×2のデュエット。かなり濃厚です。
そして、3コーラスめにも、またまた自分のカオを何度も剥ぎ取って、有無を言わさずターゲットに被せて、ステージにおびき寄せます。
こうして、「おかめ」の仮面を被った舞踏会参加者が増殖していきます。
観衆には、「おかめ」が踊ったり暴れたりしているようにしか見えず、踊り手のモトの、地の姿は想像できません。
最終4コーラスめは、さらに増殖して、10数名のダンサーによる、と・ら・ん・す状態になります。

その先もあるのですが、このへんでやめておきます。
ご興味のある方は、どうぞご自由にYoutubeで検索してください。私も、当日帰ってきてからストーカーのように検索しまくりましたが、
どれも、その時々の雰囲気によって素晴らしく、数ある中からどれをご紹介していいのやら…ってことで、やめときます。


私は自分のライヴで、お客さまを演奏に巻き込むことをいつも考えているので、このパフォーマンスにはほんとに感動しました。
やっぱ、コレだよね!…と、、、

最後に彼女は、このパフォーマンスに協力してくれた出演者の方をひとりひとりステージで労います。これも素晴らしいパフォーマンス。
こうやって、観衆は彼女の魅力のとりこになっていくのだなあ~~~

加納さんは、自分を信じ続けることと、人々への広く深い愛で、大勢のファンに慕われている芸人さんなのだろーなー…と感じます。





さて。
加納真実さんのパフォーマンスが終わり、大道芸フェスタは、「夜会」に突入。
「夜会」とは、大道芸フェスタに出演したすべての芸人さん達が一堂に会して、ごっちゃになってパフォーマンスを繰り広げる、カオスか、天国か…という時間です。

全部まとめて観れてラッキ~~~!! めっちゃ盛り上がりまくります♪♪

いつも思うんだけど、芸人の方がたは、日々、どれほどご自分の肉体と精神の鍛錬をされていることか。
私も声帯と腹筋は鍛錬し続けなければ「生涯現役」ではいられない。



STILTANGO これは去年の画像。
360度どこから見ても美しくて優雅なシルエット。これを維持し続けているのはホント凄いとしかいえない。











最後は海辺に移動してファイヤー系パフォーマンス。
そして、パフォーマーのみなさんは、サックスカルテットのミュージックとともにフェイドアウトしていきます。
この満足感ひたひたとともにちょっと寂しい演出も素晴らしい。


ああ…もうなんだか連日飲みながら書いて、ヨッパになり、めんどくさくなってきました。
やはり、大道芸は、心と体で、体験していただかなくては!!!

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 暴風雨でトタンが飛んできた... | TOP | orenznero ゲットしたゼ!! »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | アーティスト魂