お伺いさせていただきます。
お名前頂戴できますでしょうか?
社長様はおられますでしょうか?
御社様におかれましては…
資料はお手元に届いていらっしゃいますか?
このような敬語の誤りが、巷でもコールセンターにおいてさえも蔓延(はびこ)っています。
電話オペレーターがこのような間違いをおかしているのってどぉよ…とは思いますが、結果がすべて。利益最優先。
私はもぉ、魂を抜いて周囲から聞こえてくるこのような二重敬語やら、モノに尊敬語をつける…などの誤った敬語の使い方は気にしないことにしました。
「て~ね~に言ってんだから、いいじゃん!」
と感じているであろう近ごろのワカモノに年寄りがもの申す気力がございません。
「○○様のお電話でよろしいでしょうか」になっただけでもよかったねと思わねば。(「よろしかったでしょうか」が改められた)
しかし…
ご迷惑をおかけしたかたちになってしまいました。
…ってどぉよ!(FBでのお友達の提言)
「…のほう」「…のかたち」はもはや日常用語と、ものすごく妥協し、
まあこのように言葉は移ろっていくのか、ヤだけど、自分では絶対言わないけど、まあここまできたらしゃーない…などと思う日々綿々…だけど、、、
「ご迷惑をおかけしたかたち」
などと言われたらどぉよ!?
実際はそうじゃないけど、カタチとしてはそうなりました…ってことじゃないの!? なんと失礼な物言いでしょうか。
これでは、もしも本当に「迷惑をかけた」と思っていても全然相手に伝わらぬどころか、逆鱗に触れかねません。
あり得ん。
もっと自分の言ってる言葉の意味をきちんと理解しようよ。
こーなってくると、言葉って、敬語も含め、やっぱりきちんと使いこなせないとだめじゃん?…と思ってしまいますわ。
私、拙ブログをはじめ、あちこちで言葉づかい乱れとりますが、それはあくまでもプライベートな文章。
やっべ!
ヤバし。
ヤバくね?
ヤバっす。
ヤベっしょ。
このような五段活用?フツーに言ってる私。すんまそんm(_ _)m
また、LINEにおける略語にも柔軟に対応しとります。
あざ
りょ(または「り」)
…ってわかる~~!?ヽ(`Δ´)ノ ここまで略すか!
高校生の息子がいると、こんなんに対応せなイカンのだよ。
しかし、コレは、現場の雰囲気を踏まえ、気持はわかるがどうかと思う、、、
「せー」(いらっしゃいませ)
「たー」(ありがとうございました)
某うどん店でアルバイトをしていた時の店長が、実際に威勢よく大声で仰っていました。
一応店員的立場からしたら気持はこもってるように聞き取れるんだけどね(^_^;)
お客さまには通じないかもね、、、
ところで。
先日高松まつりの花火大会で、ベトナム人の人たちと、彼らの日本語の教師の方とご一緒させて頂きましたが、
ベトナム人の方にお酒飲む?とオススメしたところ、
「私、へたくそなんです」(酒を飲むのが)
コレにはウケましたが、この一言でよく理解できました。遠慮じゃないんだね。
こうして一生懸命日本語を習得している外国人の方に頭が下がります。
ボランティアで日本語教師をやっている方に「どんな経緯でこんなボランティアやってるの」と伺ったところ、彼はその経緯を端的に語って下さいました。
彼と私の会話を聞いていたベトナム人の方に、「センセの言ってること、何%ぐらいわかった?」と訊ねてみたところ、
「100%わかりました」と。
誇らしげでした。本当に真剣に日本語の勉強してるんだな…と、、、
若者たち、素晴らしいよ。
日本人の若者も、もっと頑張ろうよ。
日本人の高齢者もがんばろう\(^o^)/
画像は、全く関係のない「香松」のランチ
ここのお店の方は、みなさま正しい言葉でとっても気持のよいサービスをしてくださいます。
日本語って美しい言葉だと思うのよ。
ひとつのことを表すにも色々な言葉があるのに、
それを使いこなせない自分を残念に思うことがあります。
ヘンテコな丁寧語は言うに及ばず。
「言葉は生き物であるから使い方が変わってもよし」などと言う人がたまにおられますが、
わたしはそういうのも違うと思っています。
関係ないけど、かぼちゃのスープ?
不思議な目玉焼きに見えて仕方なかったわ( *´艸`)