先月のことです、「あるきカメラ」で新宿の箱根山に行ったときに、おやーと気が付いたことです。
新緑がキレイだったので、普通はそのほうに気が向くけど、箱根山の階段に「手すりが」設置されていたことに目がいってしまった。
何が、、、おやーーーと思ったかというと、精密で立派すぎるなと感じたから、、、。
こんなものに、ずいぶんお金をかけて、、、。
むろん、いち市民で素人なので額はわからない、、、。
施工の受注金額、耐用年数、施工のしやすさなどいろいろ考えられるのだが。
見てください。
あるきカメラの面々が下りてきました。
カクカクした手すりが目に入ります。
たぶん、ここを下りてきた。
手すりにビックリするなんて、我ながら野暮だと思う。
あまり良くできた手すりに、新緑をさておいて驚いてしまったのだ。
アップで見ましょう。
わりかし普通の連結です。
上下に角度があるので各々の調節が効きます。
上下は左右の金具で、回転は中心の金具で可能です。
複雑な連結です。
上下の角度だけじゃなくて回転角度まで変えらるし、その金具の保持位置も自由にできる。
それは、こんな所の下側の手すりに使われている。
上の金具はポールの芯についている。
下はもっと複雑で取り付け位置を出すために、かましが2つ入っている。
保持位置さえ決めれば、上の金具と同じなのだろう。
左右の回転、上下の位置決め、保持位置が自由です。
六角レンチで全体が決まったら、仮止めしていっきに締め付けるのだろう。
見た目もきれいです。
エンドは丸くなっていて、尖っていないので体や手を傷つけることはない。
箱根山は都内の自然の山としては最高峰です。
江戸時代に作られた人工の44mの山。
由来が書いてある立て看板も、微妙に立派です。
立派が悪いわけじゃないけど、、、。
戸山公園の事務所にきていただいたら、箱根山登山証明書を発行してくれます。
葵の紋か?
そっくりですが微妙に違う。
東京都か新宿区か、、、予算があるんですね。
公共設備だから、これほど複雑で高額そうな金具を使えるんだろう。
でも、一品生産的なこんなことをしていると、中国製のシンプルなものに負けてしまう可能性があるなーーーと思った次第なんです。
これより、少しシンプルなものを格安で大量生産するのが、中国産業だもの。
どこのメーカーの品なのか調べてもわからなかった。
何か違いに気が付く、何かに疑問を持つことは必要なことです。
「歩きカメラ」は代々木健康友の会が主催している部会のひとつです。
カメラを持って、歩き回ろうという、、、写真よりも歩いて健康になろうという、ゆる~~~い部会です。
03-5411-958