ランシモ

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箱根山の手すりが精密機械だった

2018-05-13 14:53:21 | 日記・エッセイ・コラム

先月のことです、「あるきカメラ」で新宿の箱根山に行ったときに、おやーと気が付いたことです。

新緑がキレイだったので、普通はそのほうに気が向くけど、箱根山の階段に「手すりが」設置されていたことに目がいってしまった。

何が、、、おやーーーと思ったかというと、精密で立派すぎるなと感じたから、、、。

こんなものに、ずいぶんお金をかけて、、、。

むろん、いち市民で素人なので額はわからない、、、。

施工の受注金額、耐用年数、施工のしやすさなどいろいろ考えられるのだが。

見てください。

あるきカメラの面々が下りてきました。

カクカクした手すりが目に入ります。

たぶん、ここを下りてきた。

手すりにビックリするなんて、我ながら野暮だと思う。

あまり良くできた手すりに、新緑をさておいて驚いてしまったのだ。

アップで見ましょう。

わりかし普通の連結です。

上下に角度があるので各々の調節が効きます。

上下は左右の金具で、回転は中心の金具で可能です。

複雑な連結です。

上下の角度だけじゃなくて回転角度まで変えらるし、その金具の保持位置も自由にできる。

それは、こんな所の下側の手すりに使われている。

上の金具はポールの芯についている。

下はもっと複雑で取り付け位置を出すために、かましが2つ入っている。

保持位置さえ決めれば、上の金具と同じなのだろう。

左右の回転、上下の位置決め、保持位置が自由です。

六角レンチで全体が決まったら、仮止めしていっきに締め付けるのだろう。

見た目もきれいです。

エンドは丸くなっていて、尖っていないので体や手を傷つけることはない。

箱根山は都内の自然の山としては最高峰です。

江戸時代に作られた人工の44mの山。

由来が書いてある立て看板も、微妙に立派です。

立派が悪いわけじゃないけど、、、。

戸山公園の事務所にきていただいたら、箱根山登山証明書を発行してくれます。

葵の紋か?

そっくりですが微妙に違う。

東京都か新宿区か、、、予算があるんですね。

公共設備だから、これほど複雑で高額そうな金具を使えるんだろう。

でも、一品生産的なこんなことをしていると、中国製のシンプルなものに負けてしまう可能性があるなーーーと思った次第なんです。

これより、少しシンプルなものを格安で大量生産するのが、中国産業だもの。

どこのメーカーの品なのか調べてもわからなかった。

何か違いに気が付く、何かに疑問を持つことは必要なことです。


「歩きカメラ」は代々木健康友の会が主催している部会のひとつです。

カメラを持って、歩き回ろうという、、、写真よりも歩いて健康になろうという、ゆる~~~い部会です。

 

03-5411-958

コメント
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