ランシモ

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宮島の厳島神社の大鳥居を見に行く

2018-05-20 13:08:32 | 旅行記

広島の沖合いにある宮島、その大鳥居が海に置いてあるだけと聞いて、干潮時にどうなっているのか見たかった。

基礎がなく自立しているだけで、どんな嵐の時にも倒れないし流されない。

大潮の時の大嵐だと、相当な波風を受けるはずでしょ。

宮島は今まで5回ぐらいは行っていますが、大鳥居をじっくり見たことはなかったし、世界遺産になってからは行ったことがなかった。

そりゃ、普段は海のかなたに浮かんでいて、、、近づけませんから。

1年で数回しかない大干潮時を目指して行ってきました。

夜行バスで12時間30分はつらかったーーー。

フェリーで宮島に近づくと、、、厳島神社の大鳥居に群がる小さなアリさん状態の修学旅行生が遠望できました。

おぉぉぉぉ潮が引いて大鳥居が砂の上に直立していた。

宮島の今頃は修学旅行生が多くて圧倒されます。

中学校なのか高校生なのか数百人単位で移動しています。

それが1校2校じゃないからねーーー。

宮島のあちこちで学生の集団に行く手をさえぎられます!

これが普段の宮島の大鳥居。

海に浮かぶ厳島神社の御神体です。

厳島神社の創建は593年、その後、1168年に平清盛によって現存の規模に造営された。

天候がいまいちだったので、今回は大鳥居だけ見て帰りました。

フェリー乗り場から歩くこと10分ぐらいでこの光景が見えてきます。

気持ちが焦りますね―――。

潮が満ちてこないか気が気じゃない。

この日はマイナス16cmと調べていた。

このマイナス16cmはきっと大鳥居の根元からの潮位だと思う。

つまり、大鳥居が海面から16cm上がっているということ。

潮の満ち引きは思ったより早いと、私は知っている。

観光客は思い思いに砂浜を歩いていた。

大鳥居の根元にはフジツボがびっしりついていた。

この大鳥居が置かれているだけとは、到底思えません。

満潮になると2m以上海水の中なんです。

しかも嵐だってあるし、地震だってあるし、台風だってあるし、、、よく流されたり倒されたりしないものです。

これが、、、1000年前に作られたのが信じられません。

大鳥居の縦木は原木そのものです。

真ん中の2本は楠で、左右の4本の支えは杉です。

上の鳥居部分は箱状になっていて、丸石が7トンも詰め込まれていて重しになっています。

着いたらすぐに砂浜に出て近づきました。

実に大きい!

こんな物体を1000年前によく思いついて作れたものです

発想がすごいよーーー。

厳島神社自体も海に浮かんでいるように建造されていて、大鳥居はさらに200m沖合に建てられている。

実は何度も倒れたことがあるらしく、今ある大鳥居は9代目だと。

この太い支柱になる楠がもう手に入らないそうです

観光客の皆さんも夕暮れを待っていました。

さっきよりも、だいぶ潮が満ちてきています。

観光客もだんだん後退して潮から逃げています

これで18:30あたりだった。

宮島の外人率は白人が目立ちます。

日本の他の観光地より白人率が高いかな。

その分、中国人率が少なくなる

靴を脱いで海水に入る人もいました。

19:15、、夕焼けはその日で大違いです。

私はこの写真を撮って引き上げました。

数分後には夕日の赤みが薄くなっていったのです

右手からライトアップされています。

真っ暗な中ライトアップされた大鳥居も見事なんですが、天候にもよりますから、、、

コメント
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